高校時代に不思議の国のアリスの話を文化祭の演劇でやろうという話になりました。
しかし、題材が決まっても誰も脚本をやりたがりませんでした。その頃から密かに小説を書いていた私は、アリスをテーマにした話を薄ぼんやりと考えていました。しかし、当時大勢に読まれた経験なんてなかった私は、羞恥心に飲まれて辞退してしまいました。
その後、半ば押し切られる形で脚本補助のような立場で参加することになりましたが、結局私は仕事から逃げてしまいました。
あの頃の皆様、改めて申し訳ありません。
その後脚本役から逃げた私は、どこか不完全燃焼のまま文化祭を終えてしまいました。
なので、この場で私が考えていた脚本の世界観を公開し、私の文化祭を終えようと思います。
長々と失礼いたしました。
『マッドハター in 不思議の国のアリス』ご一読頂ければ幸いです。