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あなただけが特別では無い、のお話

表題の作品

実は途中で結構迷走しておりまして
没話が多かった作品です(笑)

※後から「入れても良かったかも?」と思ったイーリスの話(第二王子の乳母で叔母)
※第二王子がクラウディアに執着する……ところを書こうとして、挫折
※クラウディア達とイサベレ達の合同結婚式……を書こうとして挫折

挫折多いな(笑)

まぁ、そんな裏のお話なので、サラリと流し読みしてください。


とりあえず、初めて明かします
私の設定の書き方
途中でどんどん書き足していくので、完結時にはこれくらい情報が多くなります
↓↓↓


⚪あなただけが特別では無い
(名前スウェーデン語)
※それぞれ人生の分岐点まで逆行

〇主人公 公爵家
クラウディア・アッペルマン(ディア/ディディ)
※6才(王太子に見染められたお茶会)
白金のストレート 濃い青色の瞳
※母が亡くなった時、母の持っていた侯爵家を継いでいた(当時本人は知らない)

☆ヒーロー 侯爵家 
ニコラウス・ヘルストランド(ネロ)
※7才(実家没落の日)
黒髪 赤い瞳
ディディの前では『僕』人前では「私」
※ルードルフ誘拐の濡れ衣を着せられて実家没落
暗殺者となる
※実は両親は叔父夫婦
ヘンリク・ヴィークマン
(叔父黒髪黒目)
(叔母白銀赤目)
両親(死亡時40)と年の離れた兄(同20)は馬車事故で死亡
※父黒髪黒目 母黒髪赤目 兄黒髪紅目
届け出は、本当の両親の子
生まれてすぐ叔父夫婦(同22)に引き取られたが、養子縁組する前に両親死亡


□兄(上)+6
マティアス・アッペルマン
※12才(クラウディアの婚約が決まった日/茶会1ヶ月後)
銀の巻き毛 緑の瞳
※直系最後の当主。次代は他国で爵位をもらってるので、リセット王国と関係なくなる
◎妻とはラーシャルード学園で出会う
妻:カルロッタ・ホルムバリ(他国の公爵家)

□兄(下)+1
ルードルフ・アッペルマン
※7才で亡くなっているので逆行無し
(クラウと間違われ誘拐→殺害)
金の巻き毛 緑の瞳
勉強は苦手
エルランデル侯爵家後継者
◎妻は侯爵家の家令の娘(5才上)
妻:パウリーナ・ヴィレーン伯爵令嬢

△父+25
イェスタフ・アッペルマン
※31才(クラウへの婚約申込みがきた日/茶会3週間後)
銀髪ストレート 緑の瞳

△母+24
ヒルデガルド・アッペルマン
※30才(ルードルフが亡くなった日/茶会3ヶ月後)
濃い金髪の巻き毛 青い瞳
趣味は乗馬
※実家が侯爵家で、直系であり亡くなった時はエルランデル侯爵家の当主資格を有していた


☆隣国王弟+6
レーヴィ・エルノ・リュハネン
カルロッタの母国の王弟であり、遠縁
カルロッタの兄の妻の姉の夫の弟(カルロッタの兄は公爵家から妹を、王家は姉を妻に迎えた)
※メッツァラ王国


✿侍女+4
ユリア・トーネマール
※高位貴族では無いので逆行無し
茶髪 茶目


◎宰相補佐 侯爵家(婿養子)+19
・バリエリーン
※16才(王太子が生まれた日)
前回は王家の影(侯爵家四男)
結婚はせずに、王制廃止時処分された

◎宰相補佐の娘
イサベレ・バリエリーン
※前回は存在しない


●王太子+2
モンス・ヴァルナル・ホルムクヴィスト
※16才(側妃と出会った日)
金髪 水色の瞳

◆側妃-3 伯爵家
カミラ・リンデル
20才で王子を産む
※前回の記憶無し
ストロベリーブロンド 赤みがかった茶色の瞳

●第二王子
ヨエル・リネー・ホルムクヴィスト
※前回は存在しない
金髪 青緑の瞳

●王太子婚約者候補(逆行後)+1 侯爵家
グニラ・ノルドグレーン
※前回の記憶無し(他国へ嫁いだ為)
ルードルフ誘拐殺害の真犯人の家
父(入婿なので記憶無し)
母27才(茶会の日)
誘拐の犯人は、母


王妃(元伯爵家・記憶無し)(40)
20:王女1(20) 22:王女2リネーア(18) 26:王女4(14) 32:王太子(8)
側妃1(王妃の4才下)(元侯爵家・記憶無し)(36)
21:王女3(15) 24:王女6(12)
※30:王子2(前回はいない)(6)
側妃2(王妃の6才下)(元伯爵家・記憶無し)(34)
21:王女5(13) 23:王女7(11)
※側妃1の侍女に記憶有りの直系女性(未婚の妹イーリス)がいるので、今回は頑張って第二王子を産んでいる
(侍女がもう一人王子がいれば!と思った)



飛び降り理由
側妃が送り込んで来た暗殺者が来たから
子供が6才になると、正式に後継者となる。
その時に側妃が正妃でいたかったから

暗殺者が暗殺理由を教えてくれ、実家に遺書を届けてくれた

暗殺者=ヒーロー

暗殺者は、没落貴族。
没落理由は、はめられたから

誕生日順
ニコラウス→クラウディア→ルードルフ


『王太子妃殿下、お別れの時間です』
『私は地獄から蘇った悪魔ですから』



★リセットの呪い
勝手に召喚されて、国のために無理矢理働かされた挙げ句に、当時の王太子に冤罪で婚約破棄された召喚聖女が王国に掛けた呪い
「ここにいる奴等の直系子孫は、呪われるだろう。ゲームのようにリセットを繰り返すと良いわ!」
王国が滅ぶ、又は、直系に死ぬ時に強く後悔した人が居ると、その日(分岐点)に記憶を持ったまま逆行する呪い
※今回は王国が社会主義国になるという滅び方なので、イレギュラーな記憶の残り方
(主人公と母、兄と父のように直系の中で記憶持ちがダブってる)


最初のリセットは、当時の王太子が聖女召喚の日にリセットした。その為召喚は行われず、聖女召喚の記録は無いが呪いだけ残っている。
その名残が国名(最初のリセット時、国名が変わっていた)
元の国名は「ラーシャルード」で、学園名として残っている。


※完結作品なので、設定で矛盾を発見してもスルーの方向で(≧▽≦)

7件のコメント

  • 「没(25の後?)」





    王太子の様子がおかしい。
    その理由に1番最初に気が付いたのは、おそらく第二王妃付きの侍女イーリスである。
    彼女は前回の記憶があり、今回は姉である第二王妃に第二王子を産ませた張本人である。

    ラーシャルード学園入学式の日、王太子は朝起きた途端に第二王子ヨエルの部屋へと飛び込んで来た。
    「なぜ|異母弟《おとうと》など居る?!」
    他人からどう見られるのかを常に気にしている、正妃そっくりの王太子モンス。
    その彼が起きたままの姿、寝間着のままで決して近くないヨエルの部屋まで走って来たのだ。

    突然飛び込んで来た王太子に驚いたメイド達は、頭を下げる事も忘れ、肩で息をしている王太子を眺めた。
    それはベッドの上で朝の身支度をしようと体を起こしていたヨエルも同じで、殆ど口を|利《き》いた事もない異母兄の蛮行に、驚いて固まっていた。

    「今更何をおっしゃっていらっしゃるのですか? ヨエル様が生まれて、もう14年も経っておりますのに」
    イーリスは深く頭を下げながら、ハッキリとした声で告げる。
    お辞儀をするイーリスを見て、メイド達も慌てて頭を下げた。


    「男性でも記憶がよみがえる事があるのね」
    迎えに来た侍従に無理矢理部屋へと連れ戻される王太子へと頭を下げながら、イーリスは考える。
    前に立てた仮説。未婚女性に記憶が有る……というものが崩れてしまった。
    高貴な血の流れる成人、だとすると、そもそも国王に記憶が無いのがおかしい。

    「とりあえず、しばらくは様子見しましょう」
    その言葉通り、イーリスは王太子の行動を静観した。
    第二王妃の侍女で実妹である、という立場を利用して、王太子の行動を把握したイーリス。
    それにより、王太子が完全に前回の記憶を持っており、しかも今回と混同しているのだと理解した。


    『なぜ王太子である自分の入学式に参列しないのか』
    なぜ、何の関係も無い公爵令嬢が参列すると思うのか。
    『次の茶会には、水色のドレスで参加するように』
    そもそもお茶会の予定は無い。
    『なぜ王妃教育を受けに王宮へ来ないのか』
    婚約者でも無いのに、王妃教育を受けさせる意味が解らない。

    最初の一通以外は、封も切らずに返送されているらしいが、当然だろう。
    今回のクラウディアは王太子の婚約者では無い。

    「手紙を読みさえすれば、あの女は喜んで王宮へ来るはずだ」
    なぜか王太子は、クラウディアが自分の婚約者になる事を疑っていなかった。
    それは前回の記憶があるイーリスですら、首を傾げる思考である。


    王太子の言動は、クラウディアにも記憶がある前提で行われている。
    記憶がよみがえったばかりだからか、どの記憶がどちらの人生の物か区別が付いていないようなのだ。
    それならば尚更、あれだけ冷遇して虐げていたのに、なぜ?と思って当然だろう。

    その理由が判明するのは、1年後のラーシャルード学園入学式の日である。
    アッペルマン公爵家の次男、前回は既に他界していたルードルフ・アッペルマンの入学の日。

    長男のマティアス・アッペルマンは公爵家の当主になるのだから、側近に据えるのは無理だろう。
    次男ならば喜んで引き受けるはずだと、第二王子ヨエルの側近に勧誘する気満々だったイーリスは、ヨエルと共に学園へ来ていた。

    その入学式で王太子がやらかしたのだ。
    「お前を王太子妃に迎えてやる! ありがたく思え!」
    そう舞台上から叫んだ王太子は、更に「10年もの間、俺への思いを持ち続けたのだから嬉しいだろう?」と、付け足した。
    なぜ10年なのか。

    王太子のお茶会は、王太子が8才の時に開かれたのだから8年前だ。
    イーリスには、いや、前回の記憶がある者が他にも居るとしたら、その年数に覚えがあるはずだ。
    王太子妃が結婚してから亡くなるまでの年数が10年なのだ。

    「まさか王太子の中では、王太子妃が死を選んだ理由が「自分が選ばれなかったから」だと思ってるの!?」



    「今回の《《王太子妃》》は、ヨエルの妻になるのよ」
    イーリスは第二王子が物心付く頃には、クラウディアを妻にすれば王太子になれると言いきかせていた。


    本来後継者争いなど無い平和な王宮のはずが、イーリスが波風を立てた。
    第二王妃が妊娠中は本人が不安定だからとの理由で、他の王妃や王女には妊娠の事実を隠した。
    実の姉である第三王女と第六王女にまで隠していた徹底ぶりである。

    第二王子が生まれてからは、その立場を心配する振りをしてしていた。
    「6才のお披露目までは、貴方が王子だという事は内緒なの。そうしなければ、殺されてしまうからね」
    寝物語でそう語り、王太子と仲良くならないように
    「」


    ↑すっごい途中で止めてる
  • 「没(47)」




    「どうしようも無いかもしれません」
    開口1番、そう諦めの言葉を吐いたのは、ヨエル王太子の婚約者であるイサベレである。

    昨日、クラウディアとニコラウスが食堂で|気持ち悪い男《第一王子》の相手をしていた頃、イサベレはヨエル王太子の相手を中庭でしていた。
    その時に何を言っても話が通じなかった、と二人に相談と言う名の愚痴をこぼしていた。

    「まず、王太子になる条件が私との結婚だと言っても、自分の妃はクラウディア様に決まっているのだと譲りません」
    は? と、クラウディアの眉間に皺が寄る。
    「何でしたかしら。えっと、前回から決まっている運命?」
    どこかで聞いた事のある台詞をイサベレが口にする。しかし、前回、第二王子という存在は居ない。

    「父が言っていた『前回の話』とほぼ同じ事を言っておりましたわ。何ですの? どこかで流行っている小説か何かですの?」
    イサベレが戸惑いを隠さずに言う。前回の記憶が無い人間の、正直な反応だろう。
    盲信出来るヨエル王太子が異常なのだ。


    一難去ってまた一難。まさか第一王子に続いて第二王子までがクラウディアに固執するとは……。
    婚約者が決まっても他者に目移りするのは、もう王族としての嗜みか何かなのだろうか。因みに、未だにヨエル王太子は、クラウディアとは《《まともな》》会話をしていない。


    ※これは、見切りが早いねw
  • 「没(64の後)」



    学園卒業後、クラウディアとニコラウスの結婚式が行われた。
    なぜかイサベレとレーヴィとの合同結婚式になり、クラウディアは前回よりも規模の大きな結婚式に目眩がした。
    「国を挙げての結婚式で、しかもメッツァラ王国を巻き込むなど」
    何回目だろうか、と衣装替えをしながら溜め息を吐き出す。

    本日は、メッツァラ王国側での披露宴である。そしてこちらでの初夜を済ませ、3日もせずに自国へ戻り、そちらでの披露宴が待っている。
    実際の初夜は、学園卒業後に行った身内だけの婚姻式の後に済ませている。
    今回のメッツァラ王国での披露宴は、クラウディアの中では少し遅い新婚旅行くらいの気持ちだった。

    少し光沢のある白から赤へ変化するドレスは、クラウディアにとても良く似合っている。
    姿見に映る自分を見て、クラウディアはもう一度溜め息を吐き出した。
    今回の披露宴は、ニコラウスとイサベレに全てを任せていた。
    「全て任せて。ディディが1番美しく見えるようにするから」
    そのニコラウスの台詞を、素直に信じたのはクラウディアだ。


    「クラウディア様、ご|支度《したく》終わりました?」
    同じように衣装替えをしたイサベレが、部屋へと訪ねて来た。
    白から濃い色へ変化するのは同じだが、濃い色が赤ではなく青である。
    レーヴィの瞳の色だ。

    似ている意匠ではあるが、それぞれの魅力を引き出す為に少しだけ変えてある。
    その微妙な違いに、どれだけニコラウスのこだわりが込められているかなど、当然クラウディアは知らない。
    「まぁ! さすがヘルストランド卿だわ。クラウディア様の魅力が最大限に!!」
    感動に打ち震えているイサベレを、少しだけ呆れた表情のクラウディアが見つめる。

    「イサベレ様は、お疲れになりませんの? 私達よりも婚姻式があった分、大変でしたでしょう?」
    そう。既に結婚していたクラウディア達とは違い、イサベレとレーヴィは本当に今日が結婚式だ。
    教会で神に誓い、婚姻誓約書に署名をした。

    クラウディア達は、結婚式は参列側で、披露宴から主催側になっている。


    ※アルファでブクマが100くらい減って、完結したと勘違いされてる?!と、焦ってこの話を没にして、『リセット王国編』に切り替えました(^_^;)
  • ]_・)あぁ………………結婚式だから………………
  • そうそう。
    これアップしたら、肝心の話をアップする前にもっと減る!!と
    (^_^;)
  • 近況ノートというものを初めて見ました。
    そうですよねぇ…結婚式終わったらハッピーエンドで終わりますからねぇw
    せっかくの種明かしが見る前に終わってしまう( ̄▽ ̄;)

    結婚式の模様見れて良かったです。
    イザベレは初めてのしかも大好きなクラウディア様との合同結婚式だからテンションMAXなんでしょうねぇ(´∀`)
  • そうなのですよ(笑)
    ざまぁのその後もアップされていたので、主人公が幸せになりました〜で終わりだと勘違いした方が多くて(笑)

    ここで結婚式をアップしたらダメだ!となりまして(^_^;)

    執筆中なので、頭の字下げもしておりませんが……少しでも楽しんでいただければ幸いです(≧▽≦)
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