基本このまま肉付けして文章化していく計画だけど、出来ないとか代わりに別のを考えついたら変わるかも。今時点のぼんやりとした見通しってことで:
マリーを追放した後、毎日うなされて眠れない日々を送る王太子。
マリーが死刑執行書に押印拒否した容疑者が冤罪であることが判明、マリーが拒否したなか強行した徴兵によりスパイが入り込み、尽くマリーの判断が正しかったことが証明され、追放したことを悔やむと同時に、婚約期間中のマリーとの甘美な記憶などを思い起こして、追放という暴挙に出たこと、ほぼ確実に死んでしまう山の中に置いてきたという取り返しのつかないことをしたと後悔する。
祟り神となることを恐れ(死んでないどころか、水を得た魚、あるいは解き放たれた虎であることは知らない)入念に供養するように指示する。
供養のためにマリーを祭神とした神殿を建て、御霊会を企画するが、その大役をこなせそうな霊力の高い巫女がどうしても見つからない。そしてキングストンからの転生者の霊能者(長老)を見つけると、自分など大した事ない。素晴らしい能力者が居ると聞き、その能力者に祭祀を依頼することに。
異教徒の「長老」から、頼まれたマリーは「え〜、やだぁ」だったが熱心な依頼についに折れてしぶしぶ受諾。
自分自身が主祭神だと知ると、祭壇に鏡を設置して、お神酒としてキュケオン、アブサン、ソーマをお供えする。
そして祝詞をあげ降霊術もへったくれもなく鏡を覗き込んでお供えの酒を一献づつ飲む。
(ここで角砂糖アブサン白濁描写を忘れずに)
その祝詞で王太子は能力者がマリーであることに気付くが、マリーの場を支配する力に圧倒され、彼女の祭祀を悪魔の儀式だなどと言ったことを後悔する。
その後マリーは落ち着き払った顔で、参列者に神と同じ盃を交わす神事に進む。耐性があるマリーは何事もないが、後ろめたい気持ちを持っていた参列者はバッドトリップで三日三晩のたうち回る事になる。王太子にマリーを紹介した異教徒の長老はなにも後ろめたいことがないのでハッピーなトリップを体験する。
三日三晩経って禊ぎを済ませた王太子はマリーに謝罪をするが、およそ生きている世界が違い、自分はバビロンシステムの歯車としてしか生きることは出来ないことを悟り、この生をバビロンシステムの歯車として全うすることを決断。二人は二度と会うことはないだろう(never the twain shall meet.)