皆さん、おはようございます。
今日も暑いですね😅
僕は休みを取ってデザインフェスタに来てます。
いや、これから入場してきます。
今は会場近くでコーヒー飲みながら小説書いてました。
昨夜遅く降ってきたアイデアをとりあえず書き始めてみました。
でね、近況ノートにとりあえずの冒頭部分を投稿してみようとスマホをポチポチしている次第なんです。
だってまだこれだけしか書けてないしさ。
とりあえず出して退路を断つ作戦です。
嘘みたいだろ?まだタイトルも考えていないんだぜ。
それに出来たてもぎたてホヤホヤで湯気が出てるんだぜ🤣
おっと、開場時刻になりましたのでデザフェス楽しんでこようと思います。
優しい優しいカクヨム仲間の皆様、感想などお気軽にコメントいただけると執筆の推進力になりますので、どうぞよろしくです!
それでは、またね!
☆☆☆
「インターハイベスト8だってよ。スゲーな」
僕の前に立っている真壁が振り向いた。
夏休み明けの全校集会。真壁の言葉に僕は眠い目を擦りながら体育館の壇上に目を向けた。
「インターハイなんてバケモノの集うところだろ。それなのにめっちゃ可愛いじゃん」
興奮気味な真壁の言う通り、そこにいたのはバケモノではなく可憐な女の子だった。
スラリとした身体に肩までかかる黒髪、緊張しているのが少しばかり笑顔はぎこちないが、ずっとニコニコしている。手足と顔が真っ黒に日焼けしていることを除けば、アイドルグループのメンバーのひとりと言われても疑わないだろう。
「つきー!おめでとー!!」
僕のすぐ後ろの2年生の列から大きな声援が聞こえた。彼女の友人たちからだろう。
その声に手を振り「ありがとう」と応える彼女。まるで僕に向けられたかのようなその笑顔に心を撃ち抜かれた。
――つきさんていうんだ……。素敵な名前だなぁ。2年生、年上かぁ……。接点無いよなぁ。委員会とか入ってんのかな?いやいや、きっとテニス漬けなんだろうな。彼氏いるのかなぁ。あれだけ可愛いんだからいるよなぁ。ちょっと待てよ、そもそも陰キャの俺なんかじゃ似合わないし、身の程知らずも甚だしいじゃん。うん、無理無理。でもなぁ……。
一瞬にしてあれこれと思案する。
立場の違い、歳の違い、住む世界の違いを痛感し、僕は彼女に芽生えかけた淡い淡い恋心をその場でそっと消し去った。