きひら◇もとむ

いやいや、カクヨムのヴィーナスであるあなたの美しさに比べれば、こんなの道端の石コロみたいなもんですよ。

「美央ちゃん、あの二人来ないね。どうする？今日はやめとく？　あ、もしかしてあの二人……」

きひらがそう言いかけると、部屋の隅で体育座りしている美央はようやく顔を上げた。

「何よ？もしかしてって？」

明らかに不機嫌そうな口ぶりだ。このままだと最悪拉致監禁されて、朝まで酒乱の美央につきあわされる羽目になる、そう感じ取ったきひらは緊張のためか、必要以上にまばたきをしながら言った。

「あ、いや、涼ちゃんはレポートが溜まってて終わりが見えないって嘆いていたし、アラタはゲームと読書にハマって寝不足って言ってたなぁ……」

「でも、私、待ってるのに……」

今にも泣き出しそうな空の下、美央が先に泣き出した。

「もう、いいっ！私、旅に出る」

美央が立ち上がった時には既に背中に大きなザックを背負っていた。

「じゃ、もとむん。あの二人にシクヨロ〜！　バイビ〜！」

美央は旅立った。最後の言葉「シクヨロ」と「バイビー」に「昭和かよっ！」と呟くときひらであった。

バックパッカーミオが次に現れるのは、丑三つ時のあなたの枕元かもしれない😱😱😱

って、いや、まだ生きてますからー！

ふう、やっと着いたよ、きひらさん家……。
冷たくなった手を擦り合わせて、チャイムを押そうとすると。

「私旅に出るっ!!」
「あべし?!」
ドアノブに手をかけた瞬間、勢いよくドアが開かれ、デコに衝撃を受けた。
しばらく頭の上に星を散らしていると、「わっ、ごめん!大丈夫?!」と慌てる女性の声。姉さんだ。

「あ、美央さん、こんばんは!」
「やだ水城くんごめんなさい! 痛かったでしょ!」
いえ、これは男の勲章です。心の声が漏れないように、持っていた袋をかかげた。
この前地元に帰った時に、皆の顔が思い浮かんで買ってきたのだ。

「大丈夫です!あと、遅れちゃってごめんなさい。これ地元の地酒とワインです。みんな何飲むかわかんなくて……」
「アラタ遅いぞ〜」
「きひらさんすんませ〜ん!ゲームしてたらカノジョに怒られて大掃除してました〜」

二人に出迎えられ、あたたかい部屋の中に入るとキッチンからいい匂いが漂ってきた。
「ハッ……これは、姉さん特製のスープ!!いただきま〜」
「その前に手洗いうがいしてきなさ〜い」

今年の年末は賑やかになりそうだ!

＊＊＊

こんばんは〜!最近勝手に姉さんのファーストネームを呼び始め、毎回ちょっと緊張しているゲーマー水城です。

ビーナスベルトって初めて聞きました。
カクテルみたいな美しいグラデーションですね!
空って本当に絶妙なバランスで色合いが変わって不思議だなあと思います。また一つ勉強になりました!

来年もまた一緒に遊んでくださいね。これからもどうぞよろしくお願いします。

きひら◇もとむ様

　なんで皆様、こんなに直ぐに台本が書けるのでしょうか！
　天才の集まりなのね！
　
　美央さん、コメント確認させていただきました。ありがとうございます。　
　本当にお忙しそうで、でもいつも温かいお言葉ありがとうございます。
　がんばって考えますので、ちょっとお待ちくださいね☆

　きひらさん、水城さん、お二人の瞬発力、素晴らしいです。
　来年も楽しませていただきますね。
　
　ビーナスベルト、初めて聞きました。綺麗ですね。
　真鶴、私も一か月ほど前に出没していました(笑)　もちろん昼間ですが。

　美央さんの温かいスープも、水城君のお酒も、美味しそう！
　いただきまーす！　
　
　私はもう眠くて頭回っていません。おやすみなさい☆

皆さん、ジーニアスの小部屋へようこそ！

って調子に乗りすぎですね😅
美央さん特製スープ美味しかったです😋

年末のお忙しいところ、ありがとうございます。今年の終盤は最高に楽しませて頂きました。
まとめてになりますが、来年も引き続きお付き合いいただけると嬉しいです。どうぞ宜しくお願い致します。
ほらもう大晦日になってるし。

どうぞ良いお年をお迎えくださいね！