『罪には罰を』第４話、第５話投稿完了しました。
第４話はインスタントな同窓会となりました。とある国では、待ち合わせ時刻から数十分遅れても当然の価値観がはびこっていると聞きます。日本人の感性からすると信じられませんね。待たせた、あるいは待たされた分だけその人の時間が失われるというのに。
第５話では、復讐対象たる奈霧との邂逅を描きました。奈霧が『市ヶ谷釉』と対面したのはあの邂逅が初めてですが、耳にしたことは自体はありました。釉はイケメン設定です。友人との会話で話題に上がることもあったでしょう。奈霧が市ヶ谷に関心を持たなかったことには、とある理由があるわけですが、それはまた今後触れることにします。
顔を出しかけた『伏倉釉』と奈霧の破滅を願う『市ヶ谷釉』。釉がどちらの顔で生きることを選ぶのか、楽しみに待っていただけると嬉しいです。