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作中に登場する国家のモデルについて(ネタバレ注意)

お疲れ様です。熊吉です。

現在連載中のイリス=オリヴィエ戦記ですが、その作中において登場する国家について、不明瞭な点がありました様なので捕捉させていただきます。

イリス=オリヴィエ連合王国は、熊吉がスイスを出発点として設定を作った架空の国家です。連合王国なのは、ポーランド=リトアニア連合王国とか、オーストリア=ハンガリー二重帝国といった語感が好きだったのと、現実におけるスイスとリヒテンシュタインの関係が好きだったからです。

連邦は、「フランス革命時に成立した急進的な民主革命勢力が、そのまま拡大して行ったら」という想定の下、構想をした架空の勢力です。史実における連合軍機をモデルとした機体を使用しておりますが、それは熊吉がそれらの機体を「好き」だから使っているのであり、現実のWW2時に結成された連合国とは全く異なる存在です。

帝国は、神聖ローマ帝国から発想を得て設定を作った国家です。作中における古代文明はローマ文明を元としており、その文明の継承者として成立したのが作中における帝国で、この関係をモチーフとして作り上げた架空の国家です。

11-1でイリス=オリヴィエ王国の王、シャルル8世が処刑されるのは、フランス革命時の急進的な革命勢力が、半ば勢いのままに当時のフランス王を処刑してしまった流れを、連邦が成立してから作中の時代に至るまで継承していることを表すもので、連邦の思想を表現する一環であります。

イリス=オリヴィエ戦記の作中での勢力、出来事は、現実の勢力や出来事に着想を得て、熊吉が設定を作った、完全に架空のものです。

その点、ご理解していただいたうえで、今後も引き続き、イリス=オリヴィエ戦記をお楽しみいただけましたら、幸いです。

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