• 現代ファンタジー

『SHOGUN 将軍』エミー賞受賞に思う事

ちょっと遅くなってしまいましたが、『SHOGUN 将軍』がエミー賞を受賞したようで、嬉しい限りです。個人的に大好きなゲーム・オブ・スローンズを思わせるような重厚で知性的な世界観に加え、舞台がなんと中世の日本! これで面白くない筈がないと視聴してみたら、案の定とても面白かったので、今回の受賞は個人的にも非常にうれしい限りです。
しかしなんていうか…海外では高評価の嵐ですが、肝心の日本ではそれほど流行っていないように思えます。実際自分の周りでも観ている人はいません。
これはやはり、ゲーム・オブ・スローンズが日本で流行らなかったのと同じ理由で、あまりにも血なまぐさすぎるからでしょうか。なにせ一話目からばかすか人が死んでましたからね。作中で描かれているように日本人の大多数が臆病な性格の持ち主ですから、あんなものを見たら死ぬほど怖がるでしょうし、まあ仕方ないのかなと思う反面、ちょっと寂しいです。
それにしても…最近常々思うのですが、未だに外国人の考える日本のイメージって、刀もって暴れてる野蛮人のイメージなんですね。それがいいんだか悪いんだか。個人的には日本は西欧社会に迎合する必要などまるでないと思っている派の人間なので、我々日本人は高潔な野蛮人として誇りをもって生きていくべきだと思っていますが。
侍の文化が海外で人気を得た事に嬉しいと思いつつ、自分自身も侍の文化を大切にしていきたいと思った今日この頃でした。(拙作であるミッドナイト・ランブラーの主人公も日本刀を武器にしています。暇な時で良いので読んで下さると幸いです)

1件のコメント

  • SHOGUNは私もリアルタイムで見ていましたが本当に面白かったです…。私の周りにも見ている人が少なく、お勧めしてもグロくて見れないという方が多いみたいです。

    ゆでがまのシーンとか首を切ったり、グロは確かにありますが、それ以上の重厚なストーリー、演出、演技、リアリティ、などがすベて今までの邦画を上回る出来で私もほんとにハマっちゃいました。
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