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犬神憑きの犬神家っ!!完結です。

 えー、と言う訳でタイトル通り、拙作『犬神憑きの犬神家っ!!』が無事、完結致しました。
 これもひとえに読んで頂いた皆様のお陰でございます。この場を借りて改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
 
 書き始めた当初は、長くなるだろうなと予想はしていましたが、ここまで長期間の作品になるなんて想像もしていませんでした。雨の日も風の日も、毎日毎日書き続けて一年…トータル130万文字超まで膨れ上がるとは…我ながら、よくまぁ書き切ったなというのが正直な感想です。
 ちなみにこのあとがき、まさか「あとがきから読むヤツはいねーよなぁー!?」と言うのもアレなので、極力本編のネタバレ無しで書いて行こうと思います。
 
 そもそも、この犬神家と言う作品は、本来、全く別の作品となるはずのものでした。

 Xではちょろっと漏らしていましたが、今を遡る事、ン十年前…妖怪退治モノが大好きな俺が考えたのは、明治時代に復活した八岐大蛇を退治する支隊の物語でした。作中でしつこいくらい支隊という名前が出て来るのは、その名残です。支隊の話は主人公から違っていて、ぶっちゃけると今作に登場している京介がその主人公であります。まぁ、既になろうや文豪コロシアムで公開している作品に、彼が主役の物があるのですが…もし気になる方がいらっしゃいましたら、そちらもお楽しみ頂けますと幸いです。
 
 そんな登場人物の設定と、大まかな出来事のプロットだけを作って放置していた作品でしたが、自分がweb小説界隈に投稿を始めた時から、きちんと形にしたいと思っていた作品でもあります。その為に主人公から刷新し、現代風に設定や人物を練り直したものが、この犬神家なのです。

 いずれは元となった大蛇退治の話も書きたいなぁとも思うのですが、とにかく今は犬神家で諸々出しきってしまったので、少し時間を置きたいです。第二回文豪コロシアムに出す作品も考えなきゃいけないですしね。

 次に書くお話は、出来ればもう少し創作カロリーの少ないものがいいなぁと思っております。毎日投稿で一話3000文字以上というマイルールは、ちょっとしんどいんですよ…話の骨子、所謂きちっとしたプロットで全体の道筋を考えておかないと到底無理だと思い知りました。本当に、よく途中で投げなかったなぁと自分を褒めてやりたいくらいです。

 今回、狛と猫田の冒険はこれでお終いになりますが、もしも、万が一書籍化ということにでもなれば、合間に話をねじ込む事は十分可能ですので、その辺のネタも温めておきたい所ですね。それでなくてももしかしたら、余裕がある時に番外編など書いたりするかもしれません。本編で書ききれなかったキャラがどうなったかとか、まだ書きたいお話があるので……
 それにやっぱり、狛と猫田は自分のお気に入りですからね。

 それでは、ここまでお付き合い頂いた皆様、本当にありがとうございました。
 また次回作でお会いできる日を楽しみにしております。


 ※京介が主役のお話その一 不死のクリストフ(https://ncode.syosetu.com/n1386id/)
          その二 神魔の狩人   (https://prd.bungo-coliseum.jp/user/novel/18)

6件のコメント

  • 不死のクリストフ…
    えっ??
  • フフフ…読み直してもいいのよ。
  • 完結おめでとうございますーーー!🥳
    妖怪退治物が好きで読み始めて、毎度その造詣の深さに驚かされてばかりです!
    そして私は猫田さんが好きです笑
    いや、でも京介も結構刺さる…笑 迷いどころですね。
    もう終わっちゃったのは寂しいですが、完結までしっかり読み切ります!


    充電期間という事でゆっくりして、次回作も楽しみにしております(^^)!
    お疲れさまでした!
  • 佐和己さん、労いのお言葉ありがとうございます!
    俺も妖怪モノが好きで色々な方のお話に目を通していますが、そう言って頂けるのは嬉しい限りですね。

    しかし、猫田は結構な二枚目半か三枚目なんですが好きだと言って下さる方が多いなぁ(笑)
    京介とはタイプが違うので、ぜひどっちも推してやって下さいw
    長い話数の作品ですので、ゆっくり読み進めて頂ければ幸いです。
    お付き合いいただきありがとうございました!
  • 完結おめでとうございまーす!(((o(*゚▽゚*)o)))
    わたしがラストに行きつくのは、もう少し先になりそうです。とはいえ、この物語のラストがどうなるのか、ものすごく気になってるので最終話に辿り着くのが今から楽しみです♪

    お疲れさまでした<(_ _)>
  • babibuさん、感想ありがとうございます!

    いえいえ、これは自分でもちょっと長いな…と思う話なので、気長に読み進めて頂ければ嬉しいです。
    手前味噌ですが、ラストは自分でも気に入っている部分なので、babibuさんにも気に入ってもらえたら光栄ですね。

    労いのお言葉、ありがとうございました!
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