お久しぶりです。渡橋銀杏です。
まずは、この記事を読んでいただきありがとうございます
連載しておりました自作『星間戦記アンドロマキア』の第1部が完結したあとがきとなっております。
作品が生まれた経緯
そもそも、ナナ=ルルフェンズという主人公は渡橋の別作品の『Number9』という作品の主人公がそのまま登場した作品になります。まあ、スターシステムというやつですね。特に思想や信条に変わるところはないためにどちらの作品も読んでいるという奇特な方がいらっしゃれば楽しんでいただけるかなと思います。
それ以外の人物にもスターシステムを採用した人物もいますが、大半はSF作品を作成するにあたって新たに設定を練り、構想をするうえでキャラクターが生まれてきました。
シリーズ構想
この作品が生まれたきっかけとなったのは『機動戦士ガンダム』シリーズでした。具体的には作品を書き始めた段階で宇宙世紀編を全て見終えた状態で書き始めましたが、SEEDシリーズが若干似ているのに不安を覚えてはいます。元々、歴史が好きなので戦争物を書きたいと思っていたところにSF戦記という面白さを知ったことでこの作品が生まれました。
帝国第九艦隊
◎ナナ=ルルフェンズ
◎スガリ=アナスタシア
◎リノ=セルヴェリオ
◎カブラキ=ジガルシア
◎ライカ=ミアリテ
◎トラベス=エルシオン
◎ペルトローネ=ギーク
第六インターナショナル
◎シデン=ロードロウ
◎ドクトリン=アルメフィア
◎オースティン=アルマンド
◎ラズロ=グリフ
◎リリィ=アマサワ
帝国軍
◎ソフィア=ギリューネヴァルト
◎カミル=デリヴァー
◎レプリカ=ノースコート
近衛兵団
◎ハクライ=カムイミンタラ
◎ジナン=アーデルハウト
◎トーケルソン=ウッソ
評議会
◎アールダイ=マリオルタ
◎グランギニョル=キサナドゥ
反省点
この作品を書いているうちはかなり勢いで書いていたので読み返してみるとかなりの反省点が見つかりました。ぜひとも皆様にも教えていただけると幸いです。自戒と改稿の際に参考にするために書かせていただきます。
明確なヘイト役をつくれなかった
差別反対派という現代的な価値観における絶対正義の第六インターナショナルを相手にしているのでそこをしっかり描けなかったことでカタルシスが薄かったりした可能性があるのかなと思います。
大目標が具体的ではなかった
太陽系自体の平和という考えは共通していますが、その具体的な方法がナナの頭の中だけに存在しているため、平和のために戦争をしているという状態を上手く伝えられなかった可能性もあります
戦闘シーンが薄い
よくかけたシーンが火星への降下するスガリのシーンぐらいで、その他では戦記なのに戦闘シーンで読んでいる方を興奮させることができなかった可能性があるかなと反省しております
まずはここまで読んでいただきありがとうございました。
第一部が完結し、ここから続きを書いていきたいのですが、三章も含めてしまうとなかなかきりが良いところで終わらず、四章も含めると大半の公募に応募できないため、12万文字のきりが良いところでいったんは筆をおこうと思います。
また、状況を見ながら続きを書いていきたいと思っておりますので、その時は応援していただけると嬉しいです