鷲生が投稿しておりました、「錦濤宮物語 女武人ノ宮仕ヘ或ハ近衛大将ノ大詐術」が先日の9月11日(日)の投稿をもちまして完結いたしました。
初投稿が3月19日。およそ半年にわたる投稿でした。
水曜、土曜、日曜を投稿日としておりましたので、今日14日(水)に「あ、水曜日だけど錦濤宮物語の投稿はないんだなあ……」と、改めて完結したことを実感しています。
翠令に佳卓、白狼に竹の宮の姫君。梨の典侍に乳母に朗風に趙元……。せっせと愛情を込めて育ててきたキャラ達と過ごした時間に一区切りがついて、少し寂しい気もします。
今はどのキャラも旧知の仲のように思っておりますがw そう思えるまで結構時間がかかりました。
オリジナル小説は10年ほど前に一つ書いたことがありますが、その後は何もなく。
久しぶりに……というか、ほとんど経験のないまま、この作品に取り掛かりました。
なかなか話が動かず、キャラは立たずで難産だったなあと思います。
ストーリーを「ああでもない」「こうでもない」といじくりまわしてPCの前で苦吟しておりましたが、一応、形になって達成感を覚えておりますw
京都に住んでて平安京について調べやすいから平安ファンタジーにしよう、と気軽に考えておりましたが、調べ始めると奥深い世界が広がっていて……。
なかなかこの年齢(私は結構なオバちゃんなので)では、新しい知識が入って行かなくて悪戦苦闘を重ねましたが、資料を調べたり、取材に出かけたりするのはとてもやりがいのあるものでした。
ただやっぱり書き慣れていないので、「ああ、テンポ悪いなあ」とか、「もっと上手く書けるようになりたいなあ」とか、自分の力不足を感じます。
これから精進していきたいと思います。
初投稿なので当然のことですが、最初は読み手様もなかなかいらっしゃらず、ちょっと寂しい思いも致しました。
ですが、だんだんとPVも増え、コメントもつけて下さる方も現れ、どれほど励まされたか分かりません。
全90話という長いお話でしたが、お時間を割いてお読み下さった方に本当に感謝感謝です。心から御礼申し上げます。ありがとうございました!!!(平伏)
次回作も既に一通り書き上がっておりますので、今週金曜日から投稿して行こうかと思っております。
京都が舞台(住んでる土地なので取材しやすいんですよw)の現代物です。
少しだけご紹介すると……。
首都圏から京都の大学に進学しようとする女の子が、毒親から進学を阻まれそうになっても、女子寮に入って親から解放されていく物語です。
女の子の生きづらさ、そして仲間との友情と素敵な恋愛のお話です。最初は毒親の毒々しさを描写してますが(実話)、後半は森見登美彦さんなどの「京都もの」のテイストで、楽しく読めるラブコメに仕上がってますよ~。
よろしければお立ち寄りくださいませ。読んで頂けましたら大変嬉しいです。
歴史ものは、現在中華後宮モノに取り組んでいます。
こちらもいずれは皆さまにお目に掛けれるように仕上がってくれればいいなあと思っております。
最後にもう一度。
拙作をお読みいただきまして本当にありがとうございました。
皆さまに少しでも楽しんでいただけましたら、これに勝る喜びはありません。