• 異世界ファンタジー

天然嫁日記『腕が船のように重い』

うちの嫁ちゃんはかなりの天然ボケです。
どれくらいの代物かと言いますと、前作『凡才少女は勇者の夢を見るか』の主人公、リナちゃんの言動のモデルになったと言えばその恐ろしさを理解して頂けるでしょうか。

その嫁ちゃんが以前、友達と一緒に新型コロナのワクチン接種をした時のお話。その後の様子をお互いに通信アプリでメッセージを送り合っていたのですが、その友達から『腕が船のように重い』とメッセージが来たというのです。

「船!? 鉛じゃなくて?」
「だって『船』って書いてあるんだもん。船だって重いじゃん」

まあ船は重いけれども! そんな馬鹿なと思ったのですが、「だって書いてあるんだもん」の一点張り。仕方なく引き下がったのですが、数分後

「鉛だったわ……」

よかった。こんな天然ボケが二人もいてたまるか。

6件のコメント

  • 読んだら「㕣」の部分が田舎師さんの表示にみえてきてもうダメだった
  • 波平「ウチの母さんが重いだと!?」
  • >芋つき蛮族様

    (´Д`) っていう顔になること、よくあります。
    天然ちゃんはお付き合いしている頃は可愛いで済むんですがね・・・。
  • >yamisaba様

    波平「船の愛が重い」
  • あ! 奥様の隠れファンとしては嬉しいです✨
    またエピソードが読めた!

    「腕が船のように」って(笑)
    でも、これはこれで表現で使えそう……と思ってしまった私(汗)
  • >京野 薫様

    ありがとうございます! 嫁ちゃんが知ったら喜ぶ・・・いや、目立つのが嫌いな人なので、こんなところでネタにされていると知ったら隠れてしまうかもしれません。

    私は「計算ボケは天然ボケに絶対勝てない」と思っているので、作品の中に落とし込むのは早々に諦めました。ただ「こんな事はやりそうだな」というイメージがあって、それがリナちゃんに反映されています。何のヒントも無しにあんなアホの子は書けません(汗
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