• 異世界ファンタジー

天然嫁日記『腕が船のように重い』

うちの嫁ちゃんはかなりの天然ボケです。
どれくらいの代物かと言いますと、前作『凡才少女は勇者の夢を見るか』の主人公、リナちゃんの言動のモデルになったと言えばその恐ろしさを理解して頂けるでしょうか。

その嫁ちゃんが以前、友達と一緒に新型コロナのワクチン接種をした時のお話。その後の様子をお互いに通信アプリでメッセージを送り合っていたのですが、その友達から『腕が船のように重い』とメッセージが来たというのです。

「船!? 鉛じゃなくて?」
「だって『船』って書いてあるんだもん。船だって重いじゃん」

まあ船は重いけれども! そんな馬鹿なと思ったのですが、「だって書いてあるんだもん」の一点張り。仕方なく引き下がったのですが、数分後

「鉛だったわ……」

よかった。こんな天然ボケが二人もいてたまるか。

1件のコメント

  • 読んだら「㕣」の部分が田舎師さんの表示にみえてきてもうダメだった
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