「戦斗魔人カヲスと、僕の読者の彼女」という長編を投稿していきます。
テーマはずばり「小説を書くのは悪いことなのか」。
たいてい、こういう話は、悪いわけがない、何かを生み出すことは尊い、という帰結になりがちですが、そんな簡単なものではないはずです。
たとえば、僕だって、僕のパーソナルな部分や家族についてを誇張して作品に取り込まれたりしたら嫌な気持ちがします。何らかの行動を起こします。自分がそうなのに、他人がそうでないと考えるのは、あまりにも傲慢だと思いませんか。
だから僕は、僕自身の迷いをそのまま表現するために書きます。ある意味、自爆です。でも、それでも構わないです。
僕は、生きるために書いている。同時に、正しく生きたいと思っている。
なら、正しく書きたい。そうできないなら、意味がない。
そんなことを考えて五年になります。
そろそろ、楽になってもいいですよね?