この記事書こうかどうか迷っておりましたが、もし現在も続きをお待ちの方がいらっしゃった場合、ここで説明しないのは不誠実と感じました。今、ここに理由を書きます。
ひとつは、というかこれしか理由がないのですが、『書いてて楽しくなくなった』ということです。どれだけプロットを作り込んでも、まるで筆が先に進まない。何かに追われるように書き連ねても、まるで無味乾燥な文章の寄せ集めになってしまう。そんなことの繰り返しでした。
はじめは、「ガッツリ王道のディストピアSFをやるぞ」とか「アクションをひたすらスタイリッシュに描こう」とか意気込んでいましたが、インプットが足りなかったのか、それとも単に割くリソースが足りていなかったのか。書くための推進力があまりにも少ない状態から書き始め、じわじわと燃料切れに追い込まれた。今はそんな状態です。最初は確かにあったビジョンも見えなくなり、今は色褪せているように思えてなりません。
「それでも書くのが物書きの努めだろう」という言葉。おそらく、おっしゃるとおりです。だからこそ、「更新停止」という言葉に甘んじた。認めます。「停止」に逃げてます。「作品削除」ではなく「停止」に。「物語の舞台を、人物を仮死状態に追いやるなら、はじめからなかったことにするか、どれだけクソの塊になろうと書き続けるべき」という意見も最もです。
ですが、すいません。時間をください。この作品の続きを書くための準備をする時間をください。あるいは、この作品をまるっきり頭から最後まで改稿するための心の準備をさせてください。それにどれだけ時間がかかるか分かりませんが、少なくとも当分の間(ここでも「当分」という言葉に逃げている……)「削除」はしません。それは本当にかっこ悪いと思うので。いやまぁここでつらつら言い訳してるのも相当かっこ悪いんですけども、えぇ。
そんなこんなで。今これを書いてる時点でめっちゃぐちゃぐちゃな文章ですね。なんだこれ。しかしながら、まぁそういうことです。ほんっっっっっっとうにすいません。そういうことなんです。更新を待ってくださっていた方、しっかり読んでくださっていた方、本当に申し訳ありません。
この件について、本当はいくらでも謝りたい事が出てくるのですが。これ以上言葉を重ねても嘘くさいし、陳腐になるだけなので、ここまでにしておきます。長々と失礼いたしました。
以上です。