ねこたば

――親友が死んだ。 雨の葬式の中、主人公の「僕」は親友の遺族から茶封筒を渡される。 その中身は親友の遺書だった。 「生きる」とは何かを問う物語。 ＊　＊ 短期での集中連載です…

「ここじゃないどこかに行きたい」 小学五年生の博樹は、ただ同じような日々の繰り返しに退屈していた。 そんな時、校外学習で一人の少女と出会う。 少年少女の小さな成長を描いた、小さな…

「言いたい、でも言えない」 少女のくれる友情と自分の胸を焦がす恋愛感情の狭間で揺れる少年の物語です。 読了時間3分と読みやすいので、ぜひご一読ください。 この作品は、私の恋愛小…

受験を控えた高校三年生の奏多《かなた》は一番の友人、春香《はるか》と共に充実の日々を過ごしていた。 そんなある日、ふとした春香の言葉から自分が春香に友情以上の感情を抱いている事に…

令和最初の夏。 平成元年生まれの主人公は祖母との会話の中で、自分との確執がありながらもそのすれ違いを埋めることがないまま亡くなった祖父の想いを知る。 湧き上がる祖父への興味。それ…

文明の崩壊後、終末の世界。 「僕」は少女と終末の放課後を過ごす。 切なく、甘美な終末ラブストーリー。 カクヨム甲子園参加作品です。 小説家になろう様、アルファポリス様の方で…

大学生の青年が一人、墓の前に立つ。 彼は明治生まれの曽祖母、戦中に少女時代を駆け抜けた祖母を想う。 二人との時間を、二人が過ごした過去を思い、その喪失感に苛まれながらただ時の流れ…

慶応三年11月15日、京都河原町通向かいの近江屋。この日この場所で、坂本龍馬は暗殺された。その時、その騒乱から逃れていた少年は何をしたか。その後の世界に何を感じたのか。 史料がほ…

異世界から一年半ぶりに帰ってきた少年。 夢に見た念願の帰還なのに、自分の居場所はその世界にない。 鍛えた能力も大切な仲間も全て失い、自分の話も幻覚だろうと切り捨てられ、異世界と現…