私は、ごくありふれた独身のサラリーマンです。若いころから自分で曲を作っていたので、歌詞もたくさん書いていました。 三年ほど前、ふと「この歌詞を長くしたら小説になるぞ」と気がつきました。そして、一曲の歌詞のネタにいろんな登場人物をを追加したり、新たな場面やエピソードを追加したら小説になりました。 また、この作業は想像をはるかに上回るほど簡単でした。一万字ある一話でも、調子のいいときは会社から帰ってビールを飲みながら寝る前に出来てしまうこともあります。 通常は、電車の行き帰りの満員電車の中で、立ちながらiPadで続きを書いています。昔の小説家は、一ヶ月くらい温泉宿に泊まり込んで原稿用紙に小説を書いたそうですが、時代は変わったものです。 さて、私の小説の特徴は、他の人に比べて圧倒的に難しい話が多いことだと思います。今まで勉強したことを、小出しにして小説の中に入れています。こんな難しい小説を、みなさまはよく読んでくださるものだと感激を通り越して驚愕しています。 私はいろんな学者の説を小説で紹介していますが、全ての小説の土台はプラトンとヘーゲルです。これは死ぬまで変わらないでしょうね。 これからも、たくさん小説を作っていくと思います。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。 まき りょうま