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『謎のアプリを削除せずに(略)』完結

『謎のアプリを削除せずに一年間放置したら、化け物だらけのデスゲームに巻き込まれて命がヤバい』 完結しました。

まずは作品を読んでくださった、あるいは今読んで下さっている皆様に感謝を。
PV数、評価、ブックマーク数を支えに物語を完結に導くことが出来ました。
ひとえに皆様のおかげです。
とはいえ第一話掲載から完結まで4年もかかってしまいました。
物語のキーとなるシステム、その取り扱いの難しさを痛感した次第です。


以下、裏話的な駄文です――。

本作を書き始めた当初、自分の中で空前のゾンビ映画ブームが到来しており、
「自分もパニックホラー的な作品を」と意気込んで書き始めました。
その時は大筋の展開と結末だけ決め、主人公が最初の転換点を迎える所までの細部しか決めていなかったので、ギミックやその突破方法等、アイディア面で何度も自分の首を絞めて苦戦しました。
物語の中盤以降に登場する武器商人的な人物について、当初は主人公と対立する敵として登場する予定でしたが、それこそゾンビ映画あるあるの『後半は人と人との内ゲバでつまらない』状況になる可能性が高く、化け物vs主人公達というメイン軸から逸れるので、重要な協力者のポジションに変更しました。
結果的には、その変更は正解だったかなと思っています。
最初の大きな決戦地となる有名電波塔ですが、作品を書いている途中(実際には投稿が長期間滞った間)に大改装され、フロアが大きく変わってしまいました。
作中の描写は古い内装ベースの為、ここ2年以内に読み始めた読者の中には「こいつ電波塔エアプか?」と思われた人がいるかもしれません。遅筆な私が全て悪いです、すいません。
ちなみに、執筆前にはしっかり現地に足を運び階段で展望フロアまで上がりました。
肌寒かったのに汗だくになったのを覚えています。
もう一つ、最終決戦地についてですが、あえて物語用にエリア描写を脚色し、不都合な部分を濁して書いております。実際の場所はグルグル出来ません。

今作品はエピローグをメインとアナザーの、二つを書き起こしました。
基本的に自分はハッピーエンドが好きなのですが、本作品のルーツが『ゾンビ映画』にあるので、ジャンル特有の投げっぱなしエンド・バッドエンド的な展開があってもいいかなと思い、おまけとしてアナザーを書きました。

――以上、駄文おわり。


改めて、ご愛読ありがとうございました。
願わくば、また別の作品でお会いしましょう。

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