八幡ヒビキ

暑かったです。
７０キロほど自転車で走ってきました。
靖国神社にも行けたのですが理性優先で帰ってきたら案の定、頭が痛くなってきたので、理性が正しかったようです。
冷えた部屋でアイスコ－ヒー（ノンカフェイン）がぶ飲みです。

さて、柏市の花野井という場所に行ってきました。実はここを通る街道筋、国道１６号を回避するのによく使っていた道でした。まさかそこから数十メートル入ったところにこんな遺跡があったとは……
コンクリートのカマボコ状の構造物が住宅地の中に……
この中にロケット戦闘機秋水の燃料が保管されていたんですね。
飛んだ記録はないようなので燃料は入っていたのかしら。
それにしても別の場所にも点々とコンクリート構造物が残っています。
終戦の年にこれだけ大規模な構造物を、艦載機の機銃掃射から逃れつつ建造した努力とその無為さに、終戦の日を思います。
作った人たちはどういう気持ちで玉音放送を迎えたのでしょうか……
７９年という時間は遠く、資料も写真もこうして現物すら残っているのに、想像することすらできません。
蝉がいっぱい鳴いていました。
たぶん、７９年前と変わっていないのは蝉の声だけだろうなと考えながら、帰りました。もっとも当時はもっと蝉が鳴いていたのでしょうね。