おばんです。
最近、復縁モノということで、現在進行形で連載中のある作品についてここまでの展開で感じたことをボソりたいと思います。
復縁モノ、ジャンル的にもそれなりにあったりしますが、物語的な出発点によりかなり印象が変わってしまうジャンルだと思います。
さて、今回読んでいるモノは正確に言えば、最愛の妻であるヒロインがかつて交際していた間男と不貞をはたらきネトラレからの復縁、という作品となっているのですが。
個人的にはあちゃー、と読んでいてそりゃ炎上もするわな、と内心は思っております。理由としては作者さんが『なにを主軸に描きたいのか？』が、まあ、ヒロインが不貞をするカタルシスを描くことを主軸にしているように見えてしまう、あくまでも現段階においては、にはなりますが。
復縁する夫婦または恋人を描きたいのであるなら、もう少し違う描き方もあったのでは？という疑問符はおっさんの中に燻っている感じですかね。
↑の描き方を選択すると基本的に読む側のヒロインに対する嫌悪感が上がりすぎる傾向が高く、復縁させてもその内容を読む側が納得する、というハードルが上がっちゃうんですよね。
まあ、舞台装置的にネトラレ『も』描いたのだとは思いますが個人的にはその辺りはもう少しサラリと流してよかったのでは？という気はします。それこそ、ヒロインの不貞により冷め切ってしまった夫婦関係からスタートして回想を交えて夫婦関係の再構築を図っていく、とかならもう少し読みやすかったような。
でもこちらは生々しいまま進めていくわけですwそりゃあ、怖いもの見たさで読んでる程度勢の反応はよろしくはないでしょうね。
読んでる最中でしたが、ある掲示板にて実際にあった話を元ネタとして妻の不貞により破綻した夫婦関係の再構築を行おうとして結果はやっぱりダメでしたーな作品を別途読んだのもあり、あくまでも現段階での今読んでいる復縁モノはなかなかに読む側が納得するハードルはめちゃくちゃ高いんだろうなぁ、、、と。
ついにパワーワード妊娠まできちゃいましたしねw最新話では。
作者さんがご存知かは分かりませんが一応参考までにいうと妊娠22週未満であれば中絶可能です、法律的にも。無論、これは妊娠時期が進行するほど母胎へのリスクも増すわけですが、この物語のヒロインは最新話段階で2ヶ月とのことなので、冷静に判断すればリスクは低めにおろすことが可能なのですが、、、。
物語的にはなんか強引に出産させる展開には感じますが、個人的には悪手だとは思いますがはて。
ただでさえ現段階で主人公は不貞の悪影響で不能状態、軽度になれどもヒロインへのPTSDに近い症状もあるわけです。
この辺りの精神性疾患への認識が少々甘いように思えるんですよね、、、。
もっと激しいんですよ。
触るな！と激昂したり、一緒の空間にいるだけで嘔吐が止まらなかったりするんですよ。
友人で実際に目の当たりにしたことがある身としては、正直軽々しくは扱って欲しくはないネタなので、、、。
あれは我慢できる類のものではない、と聞いてますしね。
そこで妊娠ですよ。
主人公夫妻の夜の事情にて避妊がいかほどかはあまり明文化はされていなかったため、托卵をミスリードさせて実際には主人公の子供でしたー、とわかる展開かもしれませんが、こればかりは蓋を開くまで作者さんしか知り得ませんw
ただ、、、匂わせ段階とはいえ、托卵出てきちゃうと離婚はしなくても夫婦関係は完全に破綻レベルで亀裂は入っちゃうと思うんですよね、、、。
それこそ一度『物理的に』距離をおかなければならない状態は避けられないのでは、と。
ここの描き方を間違えるとご都合主義オチ作品になってしまいますが、どのように魅せていただけるか続きが楽しみです。
どうにも無理矢理ななし崩し展開になりそうですが、、、。