ウサギノヴィッチ

僕はだれを愛していて、だれを憎んでいて、だれといると安心をして、だれといるとストレスが溜まり、だれとセックスがしたくて、だれの為に生きているのかわからない。 でも、彼女のおっぱい…

レポートの締切に追われていて寝てない僕。 家に帰るとミニクーパーが一台止まって、ミズキが降りてきた。 そこから僕は海に連れて行かれたのだった。 ウサギノヴィッチ短編集「放送禁止」…

九十年代にお笑いで一世を風靡した芸人が、トーク番組中心となった二〇〇〇年に近づいてトーク番組主流になってきたらコンビ解散をしてしまって辞めてしまった。 そして、北関東の北の北のサ…

愛子に会ったのは十五年前のクリスマスの夜。 彼女は自動販売機の前にいた。可愛かった。 だから、「一緒に来ないか？」と誘った。 ウサギノヴィッチ短編集「放送禁止」より『愛子』試し読…

1999年10月の変わらない日常。怠惰に生活を送っていたリサはその日も普段と変わらない日々を過ごしていた。 ウサギノヴィッチ短編集「放送禁止」より『失ったもの』試し読み 放送コー…

番の馬を飼っているザック。その二頭には不思議なところがあったのです。 ウサギノヴィッチ短編集「放送禁止」より『馬』試し読み 放送コード其の壱：カフカをやることなかれ

夏の事件から2ヶ月が経った。世の中は平常に戻っても、僕の周りは依然として異常だった。天才作家はスランプに陥り、国民的アイドルはずっと引きこもり、ギャル探偵は仕事を探している。そん…

ほぼ毎日更新。1話約400字。東京を中心に、何もないはずの日常がもしかしたら何か起こるかもしれないし、何も起こらなかもしれない。「人生の分岐点は交差点のようだ」ポール・ボストリア…

もしも現代の太宰治がいたらこんな感じなのかもしれません ウサギノヴィッチのお試し作品