その男が現れた時、理不尽な不幸への復讐が始まる。 喫茶店の夢を見たら、それは予兆である。 やがて、あなたの前にひとりの男が現れるだろう。 男の出で立ちはこうだ。赤いパーカー、青いジーンズ。 フードを被り、その表情を伺うことはできない。顔は中性的で、女にも見えるし、男にも見える。 男は案内人だと名乗り、あなたに砂時計を見せつけるだろう。 その砂時計を受け取った時、あなたの復讐が始まる。
3月31日に更新
北関東の栃木県宇都宮市を中心で起きる、どこにでもあるようで、少し不思議な話。 浅宮雄介と、それに関係する人物が生きた物語。