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ライジング若冲 天才かく覚醒せり を観て

今日、ぐうぜんテレビを回していたら、昔の絵師たちのドラマがやってたんです。
私も絵を少し描くので、ちょっと興味が湧いて観てみた。

若冲(じゃくちゅう)という絵師の物語なのですが、自分の絵の道に迷っていたが、お寺に(相国寺だったかな)三十枚のすばらしい絵をさいごに寄贈するという話。よく鶏の絵が有名な人で。

細かく細かく描いてあるんですよ。
色も綺麗で、妥協がないかんじ。

絵のすばらしさに感嘆して見ていたら、なんか若冲と相国寺のお坊さんの大典(たいてん)の関係が次第に惹かれ合いすぎてきて。

え? これBLドラマじゃない? と思ってここに書きたくなってしまった。

BLというかメンズラブ。MLいうやつですね。

日本画(たぶん)の芸術ドラマ、プラスML要素ありの、大変斬新なドラマでした。
ちなみに、わたしもBLはわりと嗜んでいます。
一番長い話がゆるいBLですしね。

さいごのシーンで大典さんが若冲の手をにぎりしめちゃってて。
ああ、もう友情をこえたラブなのね、と。
これをNHKでやっているのが、多様性を重視している今という時代で、自由な思想で良いなと思いました。

っていうか、ちょっとびっくりした(笑)

イラストは新年一発目にわたしが描いた梅です。
迎春。新年お祝いイラストです。

若冲は本物の神絵師ですね。
絵を描くと、私も若冲みたいな絵が描けたらなって、おこがましくも夢想します。

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