敢えて地味な舞台を使ってSFを書きました。
かたや日本の国立天文台の電波天文台。
しかも主人公はその中でプログラムを作るセクション。
かたや虚空を何百年もかけて、繋がりだけを求めてやって来る異星からの客。
ロボットも、戦争も、戦闘メカも、超能力も、ワープも、異世界も、何にも出てきません。主人公が強いとか弱いとかもありません。もちろん転生とかもしません。
出てくるのは、地球人も、異星からの客も、地味な事を一生懸命にやる人々。
あ、でも地球側では巨大な施設を独占して使ってみたりはするかも。ハヤブサとかひとみとかハッブル望遠鏡とか、スーパーコンピュータとか色々出てきます。異星からの客も、既知の物理法則の中、馬鹿みたいなスケールの構造物を作ったりはしてます。
でもどっちも、やる事はひたすら地味。ラブロマンスもあるけどやっぱり地味。
目指すところは、地味なSFでどこまでカッコ良く出来るか。でしょかね。
目標は週一連載。18~20回の連載を予定しています。
楽しんで頂けたら幸いです。