• 異世界ファンタジー

ネバーギブアップの最新話を公開しました

https://kakuyomu.jp/works/16817139558362581630/episodes/16817330658632453979


ネバーギブアップ~普通そこは主人公に転生でしょ~の

最新話を公開しました。

第46話と第47話を更新しました。

何とか今回も書き上げることが出来ました。

皆様のおかげです。

ありがとうございます。


最近、パソコンの調子が怪しくなってきました。

デスクトップのショートカットにカーソルを当てても、

反応しなくなることが、度々起こるようになりました。

暑さですかね。

それとも、何かが入ったんですかね。

入ったとしたら何が原因ですかね。

ソフトウェアの更新とメール確認の為に繋げるぐらいなんですがね。

まぁ、まだ動くのでバックアップを頻繁に取りながら

使っていこうと思います。

もしも、動かなくなってしまったら、

半日かけて初期化でもしてみます。


皆様、大分蒸し暑くなってきたので熱中症にお気をつけて下さい。

それでは、今回はアリアはほとんど出て来ませんので、

ほぼシオンの物語になってしまいますが、

どうぞこれからもアリアの物語をよろしくお願い致します。

ではでは、次回もお会いしましょうね。

バイバイーーー

















「こんにちは!」

フウが元気よく挨拶をする。

「皆様、今日はヒメちゃんがお眠なので私が代わりに

ここに来ました」

緊張した様子で、フウがぺこりとお辞儀をする。

すると、それにセツが抗議する。

「ちょっと、フウねえ。私もいるよ。ヒメの代わりに私も

今回はここにいるよ!!」

セツがフウを見て、激しく主張する。

「あ、そうね。セッちゃんもいたんだったね。

ごめんね、セッちゃん。私、こんなに人前で話すことが

なかったから、一杯一杯なの。セッちゃん、お姉ちゃんを

助けて!!」

「はぁ、分かったよ。フウねえが緊張で私を忘れていたって

事ね。まぁ、私が進行するからフウねえは、補助をお願い」

「分かった。セッちゃん、とっても頼りになるわ。お姉ちゃん、

そんな頼もしいセッちゃんが大好きだよ!」

フウがセツを感情の赴くまま、突然抱き締める。

「ちょっと、フウねえ!」

「セッちゃん、可愛いわ」

「フウねえ、離して!進行出来ないから!」

「ああ、セッちゃんをこうして抱き締めていると、

昔を思い出すわ。セッちゃんが夜が怖いって

お姉ちゃんのベッドに入ってきたことを。

今も、お姉ちゃん、怖いから一緒に

寝ようって来ても良いのよ。いつでも

ベッドの隣を開けてあるからね」

「ちょちょ!!ちょっと、フウねえ!!

何!人のプライベートな事堂々と話してるの!!

私もフウねえの秘密を語ってやる!」

「いいよ!お姉ちゃんの秘密をどんどん言っても良いよ!

お姉ちゃんは、セッちゃんがそんなに見ていてくれたことが

とっても嬉しいわ!」

フウの言葉にセツが全然気にしないことに悔しがった。

頬を膨らませて、セツがフウを見据えて口を開いた。

「フウねえの秘密・・・・・。知られたら恥ずかしい秘密・・・・・。

・・・ないよ!」

何も思いつかない事に、セツががっかりした。

フウはセツを抱き寄せて、語りかけた。

「セッちゃん、お姉ちゃんが代わりにセッちゃんの可愛い所を

教えてあげる。この前、寝言で『ヒメ、可愛いよ。お姉ちゃんの

愛をいっぱいあげる』って布団を抱き締めて、チューってしてたよ。

後ね、『ぐふふ。生クリームがヒメの可愛いほっぺについてるよ!

お姉ちゃんが綺麗にしてあげるね』って言って、布団を抱き締めてたよ。

お姉ちゃん、毎日、セッちゃんの寝相を見るのが今の楽しみの一つだよ」

「ちょっ、待ってフウねえ。何恥ずかしい事またバラらしてるの」

「?恥ずかしい事?セッちゃんの可愛い姿だよ」

「違ーーーう!!恥ずかしいの!!もうこうなったら、今からヒメの寝相を

見に行ってやる。可愛いヒメの寝相を見て、癒しを貰うんだ!!」

「あ!セッちゃん、いけないよ。ダメだよ」

フウがセツを窘める。

「お姉ちゃんもセッちゃんと一緒に行くんだから!さぁ、セッちゃん!

善は急げだよ。ヒメちゃんのお部屋に行こう!」

フウがセツの背中を押して部屋を出ていった。




お眠中のアリアは、夢の中で主人公に転生した物語を見ていた。

「ふふふ。やっぱり、俺様、無双最高!!やっぱり、異世界転移は、

こうじゃなくっちゃな。くふふ。ハーレム大歓迎!!!」

目覚めた時、虚しさ最大の悲しい夢にアリアは、歓喜していた。

しかし、なぜか突然、夢の内容が変わり、今の現状に変わった。

「ううう!何で、ですか!わたくしの転生先は、なぜ悪役令嬢何ですか!

ううう!いいなぁ~~!!主人公、いいなぁ~~!!

ううう!フウお姉ちゃん、セツお姉ちゃん。わたくしも、ハーレム王になりたかったです!!」

問答無用で、主人とヒロイン達がイチャイチャする場面を、見せつけられていた。

アリアは、悔しくハンカチを噛んで見つめることしか出来なかった。

夢なのでまた、場面が切り替わった。

アリアに悪夢が襲い掛かってきた。

逆ハーレムがアリアの身に襲い掛かってきた。

アリアの周りを爽やかイケメンが取り囲み、

『アリア、俺と朝までドライブに行かないか』

と誘われたり、

壁ドンからの顎クイの場面に変わり

『俺のモノになれ、アリア』

と囁かれたり、

また場面が切り替わり、

『アリア、疲れちゃったよ』

と言われ、後ろから野郎に抱き締められる場面が再生された。

アリアは最恐な悪夢に唸り声を漏らし、布団の中を転げ回った。

丁度、その時フウとセツがアリアの部屋にそっと入ってきた。

アリアのうなされている姿に、2人は直ぐに駆けつけ、

眠るアリアの身体を2人が前後から抱しめた。

「大丈夫だよ、ヒメちゃん」

「ヒメ。私達がヒメが起きるまでずっと一緒にいてあげるからね」

そう伝えて、フウとセツはアリアの傍で眠りに落ちていった。

暫くすると、シオンとスイがアリアの部屋にやって来て、

3人で仲良く眠る姿にスイが微笑ましくなり、

シオンが「私も!!」とフウ側からベッドに入ろうとして

セツに強制退室させられた。

セツはドアにカギを掛けて、シオンの侵入を塞ぐと、

3人に布団を掛け直していった。


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