こんばんは、冬野です。
先日の3月1日、ホラージャンル「百話奇談 ―眠らぬ町の怪―」が連載終了しました。
今まで応援してくださったかた、ありがとうございます。
そしてこれから手に取ってみようと思ってくださったかた、ようこそ。ありがとうございます。

さて今回は、そんな百話奇談のちょっとした裏話でも書いてみようかと!
ネタバレも含まれているので読んでやろうって人だけどうぞ~。











平野浩太朗:今回の語り部にされた人。弱小出版社に勤めるライター。基本的に黄泉に下った人は振り返ってはいけなかった。

世見町:今回のヤバい町。

井戸の女:今回の「百物語の最後に出てくるヤバい奴」枠の人。赤い。百物語の怪異として存在を確定させようとしたが、業火によって阻まれた。

ユエ:本名は月夜見。本名の一部である月をユエとして呼ばせている。容姿も行動原理も人間離れしている人。……人? 少なくともその名の通り、願いを込めて祈る者を導くが、人の運命に干渉することはできず、裏方に徹することしかできない。

百物語:百の怪異が語られた後、大体ヤバい奴が出てくるもの。「百話奇譚」での設定では、怪異とは人の心(噂)によって生まれ、同じように消えるもの。しかし「最後の怪異」は百の怪異の力を食い、存在が確定し強力な怪異となる。意図的に百物語を完成させることで存在を確定させようとする怪異もいる。

黄奥武と鬼王の元ネタ:
今回の舞台である世見町は歌舞伎町を元ネタにしているが、歌舞伎町にある稲荷鬼王神社には稲荷神の宇迦之御魂神とともに、鬼王権現として月夜見命・大物主命・天手力男命が祀られている。

また、沖縄の奥武島という島がある。元々は死者を弔うための場所で、洞窟が黄色い光(黄色を青と呼んだらしい)に満たされていたことから「青(おう)の島」→「奥武の島」になった。

お返事:
1~10話の語り手たちの名前をつなげると「MITUKETAYO」になる。
これ自体は最初期に平野浩太朗が思いついて仕込んだネタ。

11~99話の語り手たちの名前の頭文字をつなげると、以下のような文章になる。
たしかにみつけたわこ
のまちのひやくものが
たりのかたりべとなる
ものはあなたよひらの
こうたろうさあつかま
えたわたしのいどへお
いでなさいもうにがさ
ないわあかきうらみの
みなぞこへようこそ