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カクヨムコン4参加日記26「登場人物紹介(?)・宵闇の魔女」

いつも♡や★ありがとうございます!
冬野です。

昨日は普通に書き忘れました。
今日は更新も無いので、せっかくなのでひねり出した登場人物紹介を。

宵闇の魔女。
封印されたブラッドガルドに手を貸したと思われる魔女。
正体、目的、そのすべてが謎に包まれている。詠唱無しの魔術を扱うことができ、これはブラッドガルドに匹敵するレベルの魔力を持っている可能性がある。
色艶のある声をしているが、まだ誰もその姿を確認していない。

……というのは、多大なる誤解。

実際の「宵闇の魔女」はとあるゲームに登場するキャラクター。セクシーなキャラデザやスタイリッシュな戦い方が人気で、瑠璃が貸したゲームにおいては「強いが動きがトリッキーで使いにくい」キャラ。

魔術姫アンジェリカに封印内を魔術探査されそうになったブラッドガルドが、暇潰しを兼ねてからかってやろうと、瑠璃から借りた大乱闘ゲームの戦闘中の音声だけ聞かせるという悪戯を決行した。その対戦相手の中に偶々いたのが「宵闇の魔女」。
しかも操っていたのはブラッドガルド自身ではなく、本当に偶然ネット対戦していたどこの誰とも知れない相手。

ブラッドガルドは単に驚かせられればそれで良かったのだが、勝利した(対戦相手の名前は読めないので)宵闇の魔女を褒め称えたところ、「ブラッドガルドが生きている」「封印の中で戦闘が起きている」「勝利した者を褒め称えた」という状況が化学反応を引き起こし、異世界の住人はパニック状態に。

そもそもブラッドガルドは降りかかる火の粉はすべて力で払うタイプであり、その勝負は彼が勝つか死ぬかしかない。そんな彼がつまらない悪戯を仕掛けるとはまったく想像の範囲外だった。
その結果、異世界の住人はいもしない魔女を探す羽目になった。

存在しない「彼女」が今後どのような役周りを演じるかは不明である。

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