【人物】
「北山 青太郎」
神奈川県立三浦水産試験場勤務
ウニ養殖の研究に勤しむ
高二の冬に、当時小学生の弟を亡くしてから
大の人嫌いに。
人を遠ざけ、
人と目を合わせることができない
心を許した親友、朧月としか
まともにはなせないし、
笑えない
海と空の色が、
弟を亡くした雪模様のグレーにしか
見えていない
その朧月が婚約して
代わりにやってきたルームメイト、
傍若無人に青太郎を日向にひっぱりだそうとする博士くんに振り回される日々
あまりの図々しさに困惑しながら、
それもいいかな、て、思い始めている