結索標本(ノットボード)について、知らない方が多いと思うので軽く解説しておきます。時間が無い方はイラストだけでも見ていってください(絵が下手なのはご容赦ください)。
ロープワークという言葉なら誰しもが聞いたことがあるかと思いますが、結索標本というのはつまり、そのロープワークにおける色んな結び方を「標本」にして並べたもののことです。ここでは特に、船や海上作業でよく使う結び方を中心にまとめて並べたもののことを指します。
ただの板に並べただけの無骨なものも多いですが、ちょっと洒落たものだと、絵画用の額縁の中に結び方の名前を刻印した真鍮プレートなどと一緒に飾ったりしてます……と文字だけでは全然ピンとこないでしょうから、とにかくイラストを見て大まかなイメージを掴んでもらえればと思います。
ただし、「彼女と私の結索標本」や「うみコト!」に出てくる結索標本は、イラストよりももっと豪勢なものをイメージしています。普段イラストを描かない作者には、これが限界だったんです……
本当は、手持ちのものがあればそれを写真に撮って載せたんですけどね。かなり前に横浜のとある資料館の売店に1万円くらいで売ってましたが、今思えばあの時に買っておけば良かったです。
もし結索標本に興味が湧いた方は、是非とも「結索標本」や「knot board」で検索してみてください。好きな人は絶対に好きになるはずです。