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【資料】作中における「琉球古武術」について(画像あり)

※第21話のストーリーやキャラクターに関わる内容です。



作中において、伊良部梗子が使用するのは「琉球古武術」でありそのうちの「かつて琉球王家に秘密裏に伝えられてきた特別な流派」を師から受け継いだと説明しましたが、これについては明確に意識している武術が存在しますので、ここで紹介しておこうと思います。

その武術は「本部御殿手(もとぶうどぅんでぃ)」というものです。または「本部流御殿武術」とも呼ぶそうですが、この「御殿手」というのが「王家の武術」を意味しています。

本当はこの本部御殿手について詳細に解説したかったのですが、その余力がちょっと無い状態なので、作中で伊良部梗子が使用しているウェーク(櫂)のイメージ図をひとまず載せておきます。

執筆にあたり参考にした書籍としては、以下の通りです。本部御殿手に興味が湧いた方は、是非とも読んでみてください。


「本部流御殿武術入門」 池田守利 著
「武の舞」  上原清吉 著


ただ、「武の舞」はかなり前に絶版となっており、古書でも全く出回っていません。読む方法としては、ほぼ図書館で借りるしかない状況です。
かくいう自分も図書館で借りて読みましたが、そのまま自分のものにしてしまいたい衝動に抗うのが大変でしたね……(もちろん、きちんと期限内に返しましたよ!笑)。

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