@mezamasihituji様、いつも変わらぬ継続してのギフトの応援、感謝しております!
これを励みにして、一層頑張って書いて行こうと思います。
PV数も目減りしていく一方の作品ですが、見捨てずに読んで下さると嬉しいです。
ここは腐っても仕方ないですからね。
事実は事実として受け取って、自分は面白いと思える作品作りを心掛ける。
いつだったか、作家さんが言っておられました。
どれだけ評価されていない作品であろうと、一人ぐらいは読者がいる。だから、その一人の為に書け。始めたからには、しっかり一つの作品として終わらせろ。
そんな事を仰っていました。
その通りだな、と思います。
その上わたしはいやしくも、ギフトまで頂いて応援して貰っているのですから、PVの低下くらいで筆を折っている場合ではありません。
完結の目途は……年内に出来たらいいなぁ、ぐらいで考えていますが、中々難しいかもしれません。
どうぞ、気長に応援して下さいませ。
さてさて、それではタイトル通りの没ネタ紹介でございます。
今回はプロット段階で破棄されたものではなく、書いている途中で路線変更した為、ボツとなったパターンです。
この作品、途中で主人公交代する訳ですが、実はこれ……死ぬのはリルの方でした。
最初は大事な子を殺された、その復讐譚として続く予定だったのです。
でも、第二章の途中まで書いた辺りで、ふと気付きまして……。
リル、殺したくないなぁ……、と。
それでお母さんの方を退場させて、子が親を想って行動に移す、という方向に変わりました。
その時のストーリーをざっくり説明すると……。
結界を維持する魔力さえ尽きて、それでリルが家から飛び出す。
苦戦するお母さんを見て突撃し、その際、炎に巻かれて身体を完全に飲み込まれる。
お母さんは目の前の光景に絶望し、なけなしの魔力を開放し――そして目の前が暗転してしまいます。
気付いた時には、見知らぬ場所にいて、十年の歳月が経ち……そしてどうやら西大陸に居るのだと気付きます。
怒りで我を忘れて、エルフを皆殺しにしようと、あちこちで暴れていたらしい。
我に返っても、煮えたぎる憎しみと、エルフへの怒りは消えない。
それで、西大陸の皇都でも更に暴れてたら、エルフだけでなく、人間まで魔女に立ち向かって来ます。
それだけでなく、獣人さえも加わって、自分を殺そうとしてくる。
その一致団結に苦々しいものを感じつつ、やはり蹴散らして皇都の王城を目指す。
しかしそこで、一人の少女と出会う。
もしもリルが成長していたら、こんな子になっていただろう、と思える少女が。
そこで一瞬にして怒りが冷える。
少女を攻撃することなく、素通りしようとする。
しかし、そこで少女から声が掛かる。
「母親の仇を討ちたい、協力して」
この子もまた、エルフに憎しみを抱く者の一人だと分かると、更に態度を軟化させます。
それからはあれこれと話し掛けるけど、どうにも反応は鈍い。
聞かれた事に答えない事はしばしばで、会話も噛み合わない事が多い。
あちらが一方的に話している、という感じで、会話になっていない事もまた多かった。
でも、王城へは敵を蹴散らして到着する。
そこで出会う、死んだと思っていたアーダルブレヒト。
そして明かされる、魔女の真実。
実はあの日、なけなしの魔力を使って暴走した時、悪魔に飲み込まれ、異形と化していた。
その事に気付かず、今まで暴れていた。
人だけでなく、獣人まで立ち向かって来たのはこれが理由で、あらゆる命が奪われかねない非常事態だったから、という説明がなされます。
そこで自分の手が異形だったと、初めて認識する。
獣人の少女と会話が成立していなかったように見えたのは、何かの勘違いでも何でもなく、自分の声すら異形の発する不協和音だと気付けなかったから。
自分がとんでもない化物になっている事に絶望して、リルと平和に暮らしていた生活の思い出に逃げ込もうとする。
でも、目の前のリル似の少女が、実は本当のリルだったと判明して、活力を取り戻す。
今度こそアーダルブレヒトを倒し、リルの無事を改めて確認した後、自ら朽ちることを選択する。
このままだと、生きていたリルまで殺してしまいかねないから。
生きて再会できたと、異形のままでもいい、と涙ながらに懇願するリルに別れを告げて終わり――。
そういう筋書きでございました。
でも、リルが何で生きていたの、とか異形周りの設定とか、そんなに考えていなかったりもして……。
後からちゃんと考えるから! 未来の自分に丸投げだ! という気持ちでいたので、まぁ没になって良かったのかなぁ、という思いもあります。
今になっても、その辺……納得できる答えを見つけてないですしね……。
というわけで、非常に長くなりましたが、没ネタ供養でございました。
少しでも楽しんでいただけたなら、幸いでございます。