【三題噺 #78】「一族」「墓」「手毬」
こちらの企画への参加作品です。
一話完結です。
「そして、誰もいなくなった家」
https://kakuyomu.jp/works/16818093084019450142/episodes/16818093084023780891横溝正史を彷彿させる三つの単語なので、どうしても閉鎖された集落や家という概念から抜け出せず、じゃあ、それを書いてしまおうじゃないか、となりました。
じゃあ題名も、海外の某作品をパロろう、と…。
名前設定として
兄・衛 →長男らしく「家」を守れ、と付けられたが、「家」に関しては極力関わらないスタンスを取り続けた結果として妹弟を守る存在(描けなかった)
主人公・野分 →台風の日に生まれたためこの名前(嵐の意味)、密かに父が家に風穴を開けてくれる存在となれ、と願いを込めた
弟・聡 →名の通り聡い。理屈はわからなくても家に居ついてはいけないことを瞬時に理解している。
こんな裏設定付です。
ギリッギリまでかかったあげくの、なんか自分で納得できない出来栄え…。
うーん…。
もうちょい、女性が手毬を持つ意味を何かにおわすとか、もっと文をそぎ落とすとかしたかったなあ、と。
でも、三題噺は結構好きなので、また折を見て参加したいと思っています。
…書き上げるのが間に合えば…
あ、朝に書いた書籍化されたラノベと丸被りしたのは、このお話ではないです。