雨月

自分の頭の整理のためにピカッ！っとひらめいた時に書いて行こうと思っています。読みたいところからつまみ食いして下さい！

コンテスト用に書き下ろした第三弾。 だんだだん。 笑って頂ければ恐悦至極。

汐理の妹・風香は誰もが羨む美貌を持ち、どこでも人気者だった。 そんな妹に対して汐理は劣等感を抱き、次第に妹と距離を置くようになってしまう。

６月２３日、慰霊の日。事実上、沖縄戦が終わった日。今年もこの日がやってくる。沖縄で育った者として、忘れてはならない日だと思うのです。何が出来るって訳ではないけれど、この日だけでも…

　私は産まれた時から人間ではなかった。人間という生き物はそうあるべきという姿が決まっている。私の姿はその定型から逸脱した異形のものだった。 　から始まる短編です。

孤独な中年男性・臼井が営む不動産屋に、ある晚小人が訪れる。突然の珍客に戸惑いながらも、臼井はお部屋探しに協力する事となる。 人間と小人が織りなすユーモア溢れる不思議な物語。

2030年代以来、20年ぶりに開催される花火大会。成人した娘と共に、私は懐かしの土手へと見に行く。宇宙に開く光の花を見上げながら、私が思い出すのはあの時の君の姿だった。