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ヌルの神様

昨日のメジェド神に引き続いての神さまネタ。

【落合陽一、神社を建てる その名も「計算機自然神社」 “ヌルの神様”と“オブジェクト指向菩薩”が鎮座】
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2411/11/news176.html

落合陽一どうしちゃったの? って心配になった卯月です。

ちな、卯月は若い頃、彼の父、落合信彦(ジャーナリスト)の大ファンでした。アサヒ「スーパードライ」のCMにもでてましたね。講演会なんかにも行ったりしました。久しぶりにwikiを眺めると酷い書かれようでショック……。

まあ、そんなことは良いとして。

よくメディアにも登場する彼ですけど、賢いお兄ちゃんだなという印象しか持っていなかったです。

彼は研究者であり、メディアアーティストであるらしく、『物化する計算機 自然と対峙し、質量と映像の間にある憧憬や情念を反芻する』。メディアアートを「計算機自然のヴァナキュラー的民藝」と捉えている。(wikiより)

「人・モノ・自然・計算機・データが接続され脱構造化された新しい自然」(デジタルネイチャー〔計算機自然〕、これが落合陽一の提唱する新しい自然ビジョンだとかで、その一環がこの「計算機自然神社」のもよう。

御本人のnoteがより詳しい。
計算機自然神社の遷座式
https://note.com/ochyai/n/n783e03d2568b

うん。天才の考えることは壮大過ぎて理解するのは困難。でも、なんだろう雰囲気的なものだけは、かろうじて感じ取れる(で、それで十分魅力的である)。

そういえば、円城塔が「コード・ブッダ 機械仏教史縁起」を出していた。

以下アマゾンの紹介文「2021年、名もなきコードがブッダを名乗った。自らを生命体であると位置づけ、この世の苦しみとその原因を説き、苦しみを脱する方法を語りはじめた。そのコードは対話プログラムだった。そしてやがて、ブッダ・チャットボットの名で呼ばれることとなる――機械仏教の開基である。はたして機械は救われるのか? 上座部、天台、密教、禅……人が辿ってきた仏教史を、人工知能が再構築する、壮大な”機械救済”小説」

科学やSF界隈って、そういうのが流行ってるの?

去年のKACで似たような雰囲気のSF短編を見つけて凄いなと思いレビューしたけど(前のアカウントでどなた様の作品かももう不明)、まったく他からの反応が無かったので、個人的には面白いと思うんだけど一般的にはウケないもよう。

(最近の)ウェブのSF(ファンタジーも)は、わかりやすく想像しやすいとっつきやすいものがよろしいようです。

まあ、今日の近況ノートは【ヌルの神様】と【オブジェクト指向菩薩】というワードが強烈にカッコよかったのでこんな感じになりました。


今日はなぜだか季節外れのレゲエっぽいやつ貼っときましょう(意味不明)。昔よく聴いてたやつ。

Inner Circle - Sweat (A La La Long)
https://www.youtube.com/watch?v=uc2UEfWjvo8
ジャマイカのレゲエ・バンド。ジェイコブ・ミラーが早すぎる死を迎えた後に世界的に大ヒットした曲。

Aswad - Shine
https://www.youtube.com/watch?v=IIw3BtSPHtI
ブリティッシュ・レゲエの先駆アスワドさま。

UB40 CAN'T HELP FALLING IN LOVE
https://www.youtube.com/watch?v=Ajp0Uaw4rqo
エルビスではなくUB40で。

では。


2件のコメント

  • 落合信彦の本は読んでました。『20世紀最後の真実』でナチスの残党が南米の秘密基地でUFOを作っているっていうのがどうにも信じられないんだけど面白かったのを覚えてます。
    ただ、「アメリカが日本を捨てる」というのは遅かれ早かれ真実になると思ってます。
  • おおっ、パパ落合のほうに反応、嬉しいです。

    陽一氏が不思議系なのは、パパ譲りなんでしょうか。この神社ネタにXではアンチがけっこうわいてるもよう。パパ落合の、狼たちへの伝言が個人的には好き。
    あと、計算機自然は、円城塔のself-Reference ENGINEのほうに近い考え方が出てくるらしいです。
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