借金のことを少し調べないといけないと思って、サラ金の歴史(中公新書)を読んでいます。
この本が面白い!!
戦前の素人高利貸しの時代から話は始まります。
その時代はまだ、借金の法整備も進んでいないし金融ノウハウもない時代。
いかに、素人がお金を工面するために右往左往するのか。
お金を貸したい側はどんな工夫をするのか。そんな四苦八苦する様子が手に取るようにわかります。
そして、戦争が終わり、高度経済成長期。
あっちでもこっちでもお金が足りません。
そんななかで勢力を伸ばしていく、民間の高利貸したち。
やがて、金融ノウハウをためてサラ金へと成長していく。
その軌道を辿っていくのが面白いです。
読んでいるのはまだ途中。
これから、バブルの弾けた平成期のサラ金に突入するみたいんんですが、続きが楽しみです。