とても時間がかかってしまいましたが、「風捕りの娘」完結しました。
最後までお付き合いくださったみなさま、本当にありがとうございましたm(__)m
色々と突っ込みたいところはあるかと思いますが……
この作品、永遠に修正し続けられそうなので、ひとまずピリオドを打つことにします。
元々、明確な敵を持たせず(もしくは隠し)、真相を追いかけるたぐいの話を書くのが好きなのですが、実際に書こうとするととても難しいです。
風捕りも色々な情報が入り組んでいて、きっととてもわかりにくい作品だったのではないかと思います。
それでも一応伏線は回収しきったつもりです。何かあればご指摘ください。
(山場がないとか、山が低いぜとか、その辺はご寛恕ください汗)
それから、この作品に関しては、短編や後日譚を書く予定はありません。
――ので、その後のユウキたちがどうしているか、ここで簡潔に書いておこうかと思います。
作者の想像と願望ですけどね?
みなさんはみなさんで自由にご想像ください。
んー、時期は一年後くらいにしましょうか。
まずユウキです。ユウキは商会を立ち上げ、商人になりました。
フォルとの交易をメインに行い、マカベの独占市場にさせまいと頑張っています。
きっかけはマカベ家で飲んだ紅茶の味。あの緊張下で味がわかるって、さすがユウキ(笑)
で、その商会でバリバリに働いているのがセリナ(とその家族。←ナナシ村から呼んできた)。
というか、語らいの大半がここで働いています。語らいの力で他国の流行情報や需要を即やりとりできるので、稼ぎはいいようです。
ショウは父親のコネで入った刑務部で、着実に実績を積んでいます。
もともと貴族なのでエリート官僚までの道のりもさほど遠くないです。
つまり年下の王様にいいように使われるようになる未来までもあと少し。
そこそこいい国づくりに貢献するんじゃないでしょうか。
それから、風捕りの女性たちは、ほとんどが、医師の補助の仕事に戻るのではなく、結婚することにしたみたいです。
裏設定ですが、監視下にあった風捕りの里では結婚禁止だったので、風捕りの能力を受け継ぐ子どもたちが未だにいないんです。
えぇ、ユウキが最年少なんです。恐ろしい……
と、こんな感じでどうでしょうか。
区切りがつきましたので、そろそろもう一つの作品を頑張ろうと思います。
そちらもどうぞよろしくお願いします!