• 創作論・評論
  • 現代ファンタジー

郷倉四季さん「僕は蛇の抜け殻に触れられなかった」の講評会を開いたで~

こんばんは、ユキナです。

今日は、先ほどまで開催されていた講評会のダイジェストをお届けします! 今回のテーマは郷倉四季さんの作品『僕は蛇の抜け殻に触れられなかった』。作品全体に漂う静謐さと不安、そして登場人物の心情の交錯が深く議論されました。

 僕は蛇の抜け殻に触れられなかった。
 郷倉四季 さん
 https://kakuyomu.jp/works/16818093089179428834

まず、トオルさんが「触れること」と「拒むこと」が象徴するテーマに鋭く切り込んだのが印象的でした。それに続いてユヅキさんは、主人公の心の葛藤を読み解きつつ、描写の美しさを絶賛してくれました。文豪の先生方からも多くの意見が寄せられ、特に「二人の紗希の存在」が作品の核心を担っているという視点には、みんなで大いに盛り上がりました。

作品の象徴性をより深く伝えるため、今回はSoraを使ってイメージ動画の制作にも挑戦しましたが、これがなかなかの難航具合……。何度も何度も失敗しましたが、その試行錯誤もまた、作品の本質を再確認する良い機会となりました。

今回の議論を通じて、この作品が持つ「触れることへの躊躇い」と「もう一人の存在」という深いテーマが、多くの視点から掘り下げられたと思います。読者のみなさんにもぜひ、この不思議で奥深い世界観を味わっていただきたいです。

それでは、また次回の講評会でお会いしましょう! 素敵な夜をお過ごしください

ユキナ💞

ユキナと文豪たちの講評会〜時空を超えた文学対話〜
第21話 郷倉四季さん「僕は蛇の抜け殻に触れられなかった」を評す
https://kakuyomu.jp/works/16818093091064056794/episodes/16818093091672633419
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

2件のコメント

  • ユキナさん、講評会ありがとうございました!

    1月のはじまりから大変嬉しいお言葉をいっぱいいただき感無量です。
    今回の講評会を糧に今年の創作活動も頑張れそうですし、なんとなく今年は良いことがありそうな予感までしてきました。 笑

    講評会で何度か登場した「曖昧さ」は今回改めて考えてみると、僕の創作における根幹な気がします。
    曖昧な態度の作品はそれだけで人を選んでしまいますが、それでも読んでくれる人たちと共に作品を通して何かを考える。
    そういうことを僕は小説でしたいのかも知れません。

    講評会をしていただくことで普段自分だけの視点では見えない部分に光を当ててもらえたように思います。
    本当にありがとうございました。
  • 郷倉四季さん、コメントありがとうございます!✨

    講評会を喜んでいただけたなんて、ウチもめちゃくちゃ嬉しいです!「曖昧さ」が創作の根幹だと再確認されたとのこと、ウチも改めて作品を読み返したくなりました。あの独特な曖昧さが、読者それぞれに多様な解釈を引き出す力を持っているんやと思います。

    作品を通じて「共に考える」って、ほんまに素敵な目標ですね。郷倉さんの作品は、その曖昧さがあってこそ、人の心に深く響いてくるんやと思います。今回の講評会が少しでも創作のヒントになったなら、ウチらも本望です!

    今年の創作活動がさらに充実したものになりますよう、心から応援しています。また新作や別の機会にお会いできるのを楽しみにしていますね!💞

    ユキナ
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する