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【せっかちな人向け】だいたい1000文字で分かる!聖癖剣士本編【第一部まで】

・第一癖~第三癖

 焔衣兼人はある日『光の聖癖剣協会』という組織から遣わされた剣士 閃理とメラニーに出会い『聖癖剣』なる存在を教えられる。その剣を回収するために焔衣に接触しに来たと告げられるが焔衣本人に心当たりなどなく、変な人たちに絡まれたなぁと思いつつも聖癖剣という存在に興味を示すのだった。

・第四癖~第五癖
 だが今度は『闇の聖癖剣使い』という組織から刺客が送られ、襲われた所を閃理とメラニーに救われる。続けて任務に失敗した刺客を始末しに『悪癖円卓《マリス・サークル》』と呼ばれる幹部剣士の『トキシー』が現れた。闇側も焔衣の剣を狙っており、更なる刺客が来ることを予告すると、この場は何とか収まる。そして焔衣と光の剣士たちによる未知なる剣の争奪戦が始まった。

・第六癖~第七癖
 期末テストを乗り越え、光側の剣士と交流を深めていく焔衣。その裏では闇側の剣士による次の刺客を誰とするかの会議が行われていた。

・第八癖
 芳しくないテストの結果に悲しむ暇も無く次なる刺客が来たことを知り、身を守るために移動拠点にて寝泊まりをすることを決める焔衣。同時刻、闇側の剣士は新たな悪癖円卓《マリス・サークル》の剣士である『クラウディ』が町に訪れていた。

・第九癖~第十癖
 移動拠点で一晩を過ごした焔衣はひょんなことからメラニーとデートをすることとなる。だが町には次なる刺客であるクラウディと無数の剣士型ロボット『剣機兵《ソードロイド》』が蔓延っていた。それと遭遇して焔衣は命からがら逃げることに成功するが、立て続けにクラウディと遭遇し更なるピンチに陥ってしまう。間一髪閃理に救われるが、そこで一騎打ちが勃発してしまうのだった。

・第十一癖~第十二癖
 剣士の戦いから逃走を試みるも剣機兵に行く手を阻まれてしまう焔衣。閃理とメラニーが助けに来れない状況の中、猛烈な炎が焔衣から吹き上がる。そんな焔衣の胸からは剣の柄が生成され、それを抜くと焔衣の剣【対陽剣焔神《ツンデレけんえんじん》】が姿を現す。焔神は焔衣の体内に隠されていたのだ。その剣を振るい、剣機兵を一掃。さらにクラウディの撃破にも成功し、焔衣の剣を巡る戦いは幕を下ろしたのだった。

・第十三癖~第十五癖
 闇の剣士との戦いを終え、剣を取った瞬間に感じた使命感から焔衣は聖癖剣士になることを決意する。そして聖癖剣協会のトップとの面接、同じ聖癖剣を回収する別部隊との会話を経て、焔衣は淡い希望と責務を胸に剣士として旅立つのだった。
 一方、焔衣との戦いで負った怪我を回復させたクラウディの下に一人の剣士が訪れる。龍の鎧を纏った聖癖剣士。彼は焔衣のことを何故か知っているようで──?


第二部へ続く……

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