• 現代ファンタジー

『銀朱殺しの青』EP1あとがき

『銀朱殺しの青』EP1月の瞳は雨に蓋われ
本日を持ちまして完結いたしました。読んでくださっている皆様方には感謝申し上げます。

作者の爪臭と申します。名前の由来はペンネームを決める際、足の爪垢をとっており、その匂いをかいで「臭っ!」となったので爪臭と名乗りました。
一応対外用というかお上品なペンネームもありまして、「川神クレハ」名義でも活動していたんですが、どうも長年連れ添ったこの名前の方がしっくりきます。

本作品についてですが、ここまで至るのに紆余曲折を経ています。元々漫画を作ろうとしていて挫折、小説にするも一度挫折、さらに前回の小説を下敷きに再編集したのが本作です。三度目の正直というやつですね。
自分、吸血鬼作品が好きでそれが高じて『吸血鬼』という大昔からずっと続く流行ジャンルに飛び込んでみたわけですが、まあ奥が深いこと。深いこと。
本作を書く前に吸血鬼の伝承について色々調べてみたんですが、伝承の吸血鬼達の耽美とはこれまた違った一面を知り、またその完全ではない猥雑さに惚れこみました。
吸血鬼を現実世界の生物的に解釈するならどんな風になるのかを自分なりに考えて、結果として出来上がったのは、人から赤血球を取る不思議な性質の吸血鬼となりましたわけでして。

そんなこんなで一章を書き始めましたが、ヒロインも目を離したすきにすぐに吸血鬼にとびかかる狂犬みたいな子になりました。
まあでもタイトル含め、全般書き直して結果的に良くなったと思います。

あとがき上手くもないので話はこれぐらいにして。
あらためて読んでくださった読者の方々、誠にありがとうございました。



ちなみにEP2の方も執筆しておりまして随時投稿してまいります。
ただ校閲作業があるため、今日より3日ほどお時間をいただきたく、次回更新は5月19日となります。

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