• 現代ファンタジー

『銀朱殺しの青』設定メモ⑥

ありがとうございます、週間のランキングが1053位とありました。
偏に読者の皆様の応援の賜物であります。
これを励みにもっと頑張っていきたいです。

というわけで以下おまけ要素。



【ヴァーミリオンの吸血のメカニズム】
・吸血、つまり人間の血液を経口摂取しても消化器官にたどり着く前に、内臓の毛細血管から吸収され体内を巡る。
・唾液などに含まれる常在菌や特殊な酵素によって血液の凝固を防ぐ効果がある。血管に入っても支障なし。ここも人間とは大きく異なる点。
・ヴァーミリオンにも血液型があり、同じ血液型でないと適合しない。適合しない血液を経口摂取した場合は、そのまま消化器官へ流れてしまう。
・ヴァーミリオンはあくまで血球細胞が作れないので、体液となる血漿自体は作られる。

まあ変な性質ですよね。
ただ『ほかの生物の細胞を生きたまま取り込んで自分のものにする』という性質を備えた生物というのは地球上にも存在してて
ウミウシなんかがいい例です。ウミウシは盗刺胞といって、サンゴやクラゲ、カツオノエボシが持ってる毒針の細胞を取り込んで自分のものにするらしいですよ。
ヴァーミリオンの場合はヒトから血球細胞を取り込んでいるみたいなイメージです。

コメント

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