永遠の乙女、高尾つばきでございます。
この度、「ひねもす漫研、オタクかな」の新作を上梓いたしましたの。
普段はそんな宣伝はいたしませぬ奥ゆかしさを信条といたしております。が、前作から約二ヶ月経過し、すっかり土中の奥深く、ジュラ紀辺りの地層に埋もれております物語ゆえ、あえて恥をしのんで小声で宣伝させていただきとうございます。
今回「猟奇なガール」と題します初の一人称形式の私小説でございます。8,500文字程度の短編なのです。
登場いたします「墓尾つばめ」は、わたくし高尾つばきとは別人でございますのよ。
まあ容姿だけは「瓜二つ」だの「双子か」とか、「漫研史上最強の超絶二大美女」などとよくいわれますが、まったく血縁関係はございません。
わたくしのように平々凡々とした影の薄い存在ではなく、少々奇天烈な女子ではございますが、決して悪い子ではありませんのよ。
彼女の赤裸々な一日をありのままに著しておりますゆえ、お時間いただければお目通し下さいませ。
最後にもう一度念をおしますのですが、まったく赤の他人でございます。
「猟奇なガール」よろしければご覧になって下さいませ。