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介護の日常

オムツ交換。
開けるたびに、うん〇に当たる日ってありますwww

ただトイレ介助の場合、便失禁に当たることは稀です。
ちょっと紙パッドに便が付いている程度ならありましたが。

が、先日、大量の便失禁に当たりました!
ご本人様に
「漏れでだが?」
と訊ねられまして……
どうやら、自分で便をした記憶がないみたい。
(いや、正確には微かにそんな気はしていたのかな)

そう、認知症も進みますと、便をしたというのが分からなくなるようです。
だから、排便中にオムツを開けてしまったこともありました。
私たちの感覚なら
「今、うん〇しているから、終わってからオムツ交換して」
と言えると思いますが、認知症が進んでいるとそれもできません。

開いたオムツ。
横たわる排便中のご老人。
月猫は、お尻から出てくるうん〇を呆然と見つめていたのでした。

こんなことを書きますと、認知症の人は何も分からないんだなぁと思うでしょうが、それは違います。
それまで出来ていたことができなくなり、何もわからなくなっていく自分自身に一番傷ついているのがご本人様です。
「早くあの世に逝きたい」
そう願うようになるのです。

『自分も認知症になるかもしれない』
そう思って、少しだけ認知症の世界を勉強するのもいいかもしれませんね。




6件のコメント

  • 月猫さんは溜息が出る程に偉いですね。
    書き手としても、とてつもない財産を積み重ねている気がします。
  • 明日は我が身と日々暮らしております。

    月猫さん偉い!
    ガンバ
  • コメント失礼いたします。

    愚痴るどころか、認知症の方に寄り添った書き方をされていて、本当にすごいなあと思います。
    認知症は誰がなるかわかりませんものね。
    勉強するのはいいことかもしれません。
  • あるあるですよね。😅
    私達の場合は、浣腸をしたり摘便したりするので、硬いのがとれると、、、。
    笑えるくらいです。
    でも、患者さんや利用者さんがすっきりすれば
    良かったなぁーですよね。
    月猫さん、段々と腕💪を上げてますね。
    パチパチ👏。
  • トイレの介助をされているだけですごい人だと感心してしまいます

    まして、皆さんもおっしゃるように人に寄り添った考え方を心底なされています

    神か!

    職場環境の悪ささえなければ、きっと月猫さんにとって介護職は天職になっていたのでしょうね

    お疲れの出ませんように
  • 今日のコメントへの返信いただきました
    作品、またカク時間も出来そうとのこと
    楽しみにしておりますが、月猫さんのマイペースで❤️
    皆さんも同じ気持ちと思います
    月猫さんがカクを楽しむ、それがいわばストレス解消やリフレッシュになるならそれにこしたことないです👍

    真心込めていれば助けてくれる人がいる
    本当に良かったです☺️
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