昔から語り継がれてきた物語は
今も色褪せることなく
子どもたちの耳から
心の奥へと入って行きます。
心に植えられた物語の種が
いつ・どんな形で咲くのか
私たちは知る由もないのですが
必ず満開の花を咲かせる日が来るのだと信じています。
本好きの友だちが、私に教えてくれました。
「昔はね、生まれてきても
みんなが大人になるとは限らなかった。
過酷な環境の中で生き抜くのは
本当に大変だったと思う。
だから大人たちは
物語の中で大切なメッセージを
子どもに送っていたと思うの。
『子どもたちよ、生き延びろ!
はなしをよく聞き、賢く、勇気をもって生き抜くのだ‼』
ってね」
そんな強いメッセージを込めた作品
いつか書いてみたいものです。