Café Chrysocolla 完結いたしました。
長かった……。
途中体調などもあり、1年ちょっと休載しましたが、書き始めた時から最終話のラストは決まっていたので、絶対に完結させようとたどり着いた感じです。
連載が始まったのが3年前の3月。ちょうどコロナで世間が戦々恐々として、外食どころか買い物すらままならない時期でした。
車も人もいない町は、今思い出しても不思議な光景です。
様々な情報や憶測が飛び交い、ネットもテレビの言っていることも信用できない。このまま世の中はどうなってしまうのだろうという世の中で、少しでもほっとできる時間が出来たら……という気持ちもありました。
通り過ぎていくお客さんとのささやかな出会い、というのでしょうか。
基本的にどの話から読んでもらってもいい。一話完結の短編集のような感覚で書き始めながら、書き手の予想を大きく超えて、キャラ達が育っていった感じです。
大筋のプロットは変更なく来ましたが、書き始めるまでキャラが何を言い出すのか分からないという(笑)おかげで少し読みにくく感じたようでしたら、申し訳ないです。
多くの方に温かい言葉を頂いて完結した「Café Chrysocolla」は、読者に育ててもらった物語です。改めて、ページをめくって下さった皆様、応援を送ってくださった方々に、お礼申し上げます。
