エピソードの位置を一番最後(一番下)に配置したものが最終更新日時として反映されるようなので、完結するまでこちらに避難しました。
応援、押してくださった方ごめんなさい。ありがとうございます。
(下書き状態にして残してあります。ありがたくて消せない。)
――――現実世界――――
・空閑 綾十 そらしず あやと
主人公、十六歳。不思議な夢を見た朝、祖父から腕時計を貰い異世界に行ってしまった、ごく普通の高校生。子供の頃の趣味からも遠ざかって、何となく毎日を過ごしてきた。基本的には面倒事に巻き込まれるのを避ける性格だと、本人は思っている。
・八七橋 風吏 やなはし ふうり
綾十と同じ高校に通っていた先輩。不思議な能力を持っているようで、クラスメイトや先生方からも頼りにされていた。
・野々村 希里奈 ののむら きりな
綾十の幼馴染みでクラスメイト。リボン好き。もふもふしたものが好き。
子供の頃はかなり引っ込み思案だったけれど中学デビュー。こうと決めた時の行動力は、綾十も驚くほど。
・田中 昌己 たなか まさみ
高校で知り合った綾十のクラスメイト。新しい物好きで雑学好き。空気を読むのもうまいが、彼なりに紆余曲折があってのこと。明るい性格で前向きな。
・竹内 優貴 たけうち ゆうき
幼稚園の頃、綾十や希里奈と同じ園に通っていた幼馴染み。後に親の転勤で別れてから、高校受験の際に再会、クラスメイトとなって今に至る。人見知りな方で言いたい事を言えない性格。
・元谷 咲妃 もとや さき
綾十のクラスメイト。十六歳、高校生。美人ではないがお洒落な子。
自分の好きが一番。やりたい事をやって、やりたくない事はやりたくない正直者。
・元谷 沙知 もとや さち
咲妃の姉。高校生。顔は妹に似ているが、妹よりスタイルは良くて良識的で世話好き。ただし車のハンドルを握ると性格が変わる。
・倉持 慶介 くらもち けいすけ
風吏の友人で沙知のクラスメイト。スポーツやっていそうな気さくな好青年。明るくさっぱりとした性格。
・空閑 十和 そらしず とわ
綾十の姉。十八歳、大学一年生。高校生の頃はボランティア活動に勤しんで、将来は発展途上国で働きたいと思っていたようだが挫折。今は女子大生をエンジョイする日々を過ごしている。片づけが苦手。口うるさい。
・空閑 博和 そらしず ひろかず。
綾十の祖母から受け継いでいた、腕時計を渡してくれた祖父。
最近は足を悪くしていたため、リハビリ代わりに近所を散歩するのが日課。綾十もよく付き合って、色々な事を教えてもらった。綾十はなかりの祖父ちゃんっ子。
・空閑 十紀子 そらしず ときこ。
綾十が小学生の頃に亡くなった祖母。腕時計の元の持ち主。
子供の頃、よく迷子になっていた綾十を見つけるのはお祖母ちゃんだったという。
・空閑 母 そらしず のはは。
綾十の母。機械音痴。朝ご飯には、ダシからとった味噌汁をつけることが信条。
・空閑 父 そらしず のちち。
綾十の父。存在している。
・山吹 やまぶき
アイオンという組織の少し偉い人。綾十に状況説明してくれる。
・イリス
第2話で十和が「欲しい!」と言っていた、人工知能の家庭用スピーカーロボット。
――――異世界――――
・アレー
異世界の石の卵から生まれた少女――と、綾十は思っている不思議な子。
最初はカタコトの話し方だったのが、接触型テレパシストらしく綾十の記憶を読んでどんどん語彙を増やしている。綾十不在の間は、モフモフと遊んでいる様子。
・モフモフ
白い毛が生えた空飛ぶスライム状の生物らしい。ウサギ耳のように見えるのは実は触覚。臆病で化け物が出ると逃げる探査レーダーみたいな子たち。群生する。
・ムカデウオ
赤錆びた模様で黒光りする、サンショウウオみたいな体にムカデみたいな足の化け物。体長にして十五センチほど。触ると火傷みたいに腫れる。
・ムカデジロ
ムカデウオより凶悪な化け物。アルマジロのように硬い体にムカデのような足から命名。体長一メートルから三メートルまで、大きくてとにかく硬い。
・蜘蛛もどき
背中から触手のような鋭利な脚が伸びた、蜘蛛みたいな化け物。お腹にイソギンチャク的な口があるという。首が長い能面顔。
・怪鳥
頭がたくさんあるハーピーやハルピュイアみたいな化け物。
・多頭の蛇
頭がたくさんある蛇。アレー曰く「箒みたい」で、自分で裂いて増やすという。体長は一見して長さが計れない程に長い。
・ティーノ
謎の人。アレーと同じ人種らしい。