お久しぶりです。
今回で図書館の作品は完結いたしました。ちょっとしたネタバレを致しますので、まだ読んでない方は読み終わってから読まれる事をおすすめいたします。
さてさて、この作品は「真面目な話を書きたいなぁ」と思って書き始めた作品でした。元々私自身が本好きであり、そして図書館に行くのも好きだったので、図書館をメインとした作品を書きたいと思っていました。
そして書き進めていったのですが、予想以上に真面目な話というか、ちょっと固い話になってしまったかなぁ、なんて思ってたりします。あとシリアス面が多かったような気も……。それはそれで、何かしら感じてもらえるような作品になっていれば幸いです。最後は人との関わりの面を書いていたりしますので……!
そして52話の事なんですが、ギルファイが「月が綺麗ですね」と言い、シィーラもそれに返しました。「月が綺麗ですね」という言葉は有名ですよね。一応補足しますと、
夏目漱石→“I love you”を「月が綺麗ですね」と訳しました。
二葉亭四迷→ロシア語の“I love you”を「死んでもいいわ(これでもう、私の身も心も全てあなたものよ)」と訳しました。
というわけです。だからシィーラはそうやって返したわけです。図書館らしく、何かしら有名な言葉は使いたいなと思っておりまして、最後の最後に書けてよかったなと思いました。
そんなわけで完結になります。
何かしら残る作品になっていればなと思います。
もう一つの作品も近々完結しますので、合わせて読んでいただけると嬉しいです。それでは、ここまで読んで下さり、ありがとうございました。