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https://kakuyomu.jp/users/touikai/news/16817330664280373778第73話 保健室での秘め事
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若葉の平手打ちでイケメン龍崎の頬が赤く染っていた。だがそれも致し方ない。それこそ龍崎はまるで恋人だったかのような距離感で若葉と接しようとしてたのだから。
呆然とする龍崎は拒絶されたにも拘らず、若葉へと手を伸ばしていたが、俺は席を立つと龍崎の行く手を阻んだ。
「兄さん、怖い……」
「ああ、もう大丈夫だ。俺がついてる」
若葉は俺の後ろに隠れて、袖を掴んで震えており、俺は彼女の肩に手をやり撫でて落ち着くよう促す。
「若葉……ボクだよ! ボクが分からないのかい? なあなあったら!」
龍崎は馴れ馴れしいを通り越して、生き別れた恋人に語りかけるように振る舞う。奴は若葉がなにも覚えていないことに戸惑うばかりだった。
俺とほとんどいっしょにいる若葉に記憶喪失なんてことはなさそうだし、当の若葉の様子から見ても若葉は龍崎のことをまったく面識がなさそう。
雅人のような下衆さは感じないが妄想マシマシのヤバメンタル、距離感のバグった龍崎に俺は言い放つ。
「俺の妹が怖がってる。キミは若葉のことを知ってるのかもしれないが、若葉は知らないようだぞ。次に若葉を怖がらせるようなことをすれば、俺は黙っていないからな!」
「くっ……ボクはおまえのような女ったらしから、必ず若葉を取り戻してみせる。若葉、キミはこの男に洗脳されてるだけなんだ。きっとそれが解ければボクのことを思い出してくれるはず……」
「洗脳なんてされてません! 私は兄さんのことがす、すき……すき焼きのように簡単なお料理すら作れないかわいそうな人なので、心配だからそばにいるんです!」
「わ、若葉!?」
「い、い、今の発言は聞かなかったことにしてください! 先生! 私、体調が悪いので保健室に行ってきます」
龍崎に反論するかのように辿々しいながらも若葉は俺への好意を口にしており、クラスメートたちよまえで伝えてしまったことに気づいた若葉は顔を真っ赤にして、教室を出ていってしまった。
「先生! 俺、ちょっと若葉の様子を見てきます。保健室に送ったらすぐ戻ってきますので」
「は~い、ちゃんと若葉さんをエスコートするのよ、うふふ」
「は、はい……」
一条先生の優しげな言葉に思わず返事してしまったが、エスコートってなんなんだよ。デートじゃないのに……。おまけにクラスメートたちまでにやにやじれじれカップルを見守るような目で見てきてるし。
だが一人だけ様子がおかしい奴がいた。
龍崎は床に膝をついて若葉が立ち去るのを手を伸ばして、落涙していた。
「なぜだ……なぜなんだ……若葉ぁぁぁ……」
はぁ……。
そりゃそうだろ、いくらイケメンでもただでさえ人見知りの若葉に初対面であんな馴れ馴れしく手を取ろうなんてしたら、拒絶されても当たり前だ。
俺がずさんなアプローチをした龍崎の様子を窺っていると龍崎が俺を睨んで毒気の含んだ物言いをする。
「なんなんだよ、なにを見てるんだ! キミはボクを笑いたいのか? 笑いたきゃ笑え! だがボクは必ずキミから若葉を取り戻してみせる」
「はあ……いつ俺が龍崎から若葉を奪ったんだよ。若葉は誰とも付き合ってねえよ」
泣きながら地べたに横座りしている龍崎と睨み合いをしていると一条先生が割って入ってきた。
「ほらほら、二人とも~。もう授業が始まっちゃうからね。善行くんは若葉さんの付き添い、龍崎くんは席に、ね」
「すみません、若葉を見てきます」
「申し訳ありません、すぐ着座いたします」
一条先生は「うんうん」と俺たちの言葉に頷いて、優しい笑顔を見せていた。
小さなことで動じない先生はやっぱり大人って感じで器が大きい。おっぱいも大きいけど!
一条先生に一礼すると先生はにこにこ笑顔で手を振り、俺を送り出そうとしてくれている。
ん? あんな子、うちのクラスにいたっけ?
俺が教室の後ろのドアを開けて出たとき、同時にまえのドアからうつむき加減に女子が入っていくのが見えた。内股気味でもじもじしているけど、女の子にしては身体つきはがっしりしていて、背も高い……。
それよりも、いまは若葉だ。
俺が若葉に追いついたとき、若葉はすでに保健室へ入るところだった。
「兄さん、遅いです。私のことが心配じゃないんですか? 私が変な男の子に言い寄られていたのに……」
二人で保健室へ入るなり、ぶすっと頬を膨らまして不平を俺に漏らしていたが、
「心配だったさ」
保健室を見渡しても秋月先生の姿が見えないのをいいことに俺は若葉の頭と背に手を回して抱きしめていた。
「兄さん……」
「若葉……」
触れ合った身体から伝わる若葉の鼓動はいつもより早く脈打っている。
「突然あんなことを言われて、怖かったんです……。知らない人から運命の赤い糸とか言われても受け入れることなんて到底できないです」
「そうだな……」
周防こと楓ちゃんはそうだったけど。
まさか龍崎も転生者だったりしてな。
それはないか。転生者の割りにクラスメートのまえでいきなり声をかける、意味不明なことを言ってくるなんて悪手でしかない。
「私、キライなんです。自分がイケメンだと思ってる人って。遠慮がないというか……馴れ馴れしいというか……」
俺の肩に顔をつけて、若葉ほ本音を吐露する。
「俺はどう? 若葉に馴れ馴れしくない?」
「そんなこと……言わなくてもいいじゃないですか。私が兄さんに馴れ馴れしくして欲しいって思ってることを知ってるくせに……」
若葉の熱い吐息が首筋にかかり、本心をうち明ける。俺が若葉の肩に触れて、身体を離すと彼女はねだるように宝石みたいに美しい瞳で俺を見つめてきていた。
――――ん。
ゆっくりと目を閉じた若葉にキスを落とした。離れると、とろんと潤んだ目で若葉は物欲しそうにしている。
キスしながらダンスのように若葉をエスコートして、保健室のベッドへと移す。カーテンを閉めたことで俺は歯止めが効かなくなり、制服姿の若葉をベッドに押し倒していた。
「兄さんはえっちです……。妹の私と学校でこんなことをしようなんて」
枕に頭をつけた若葉は俺から顔を背けて、頬を赤らめながら俺を罵倒するがそれもこれも愛情の裏返しでツンデレな彼女らしい反応でうれしくなる。
「こんなことって、どんなこと?」
「私のおっぱいを触ろうとか……」
俺が訊ねると若葉のリクエストを教えてくれたので素直に従う。
「ああん……ん、んん……」
ブラウスのうえから大きく盛り上がった膨らみを撫でると顎が少し上がり目を細めて喘ぐような吐息が若葉から漏れる。たゆんたゆんと揺れる妹のおっぱいを揉んでるだけでしあわせな気分になっていた。
「若葉のかわいい声を聞いたら、俺は抑えられなくなりそう。若葉は俺よりえっちなんじゃないの?」
俺におっぱいを揉まれながら、若葉は恥ずかしさからか顔を手で隠すが、指の隙間から美しい瞳を覗かせ不満を口にする。
「それもこれも兄さんが悪いんです……」
「俺のせい?」
「はい……兄さんのことを思えば思うほど、身体が火照ってしまうんです。えっちな身体になってしまった責任をちゃんと取ってほしい……です」
俺は若葉の漏らした不満に思い当たる節があった。若葉とはいいところまでイくのに色々と邪魔が入り寸止めばかりでちゃんとヤれていない……。
無言で頷いた俺は若葉の手を掴み、ゆっくりと下ろさせるとエルフを思わせる美白の肌がリンゴのように赤く染まっていた。
んんん……。
また若葉にキスすると彼女の舌が俺の唇へ当たっていた。
「にいしゃんのだえき……おいしいれす……んん」
ぬめぬめとした舌同士を絡み合わせると互いの唾液が混ざり合う。
男子たちにはツンとお澄まし顔で塩対応の若葉が俺にだけ見せる蕩けた表情がたまらなく愛おしい!
若葉と口づけしながら、右手でブラウスのボタンを外そうとすると……、
ばるるるんっ♪
乳圧でブラウスのボタンが弾けて飛んでいってしまった。俺の目の前で露わになるパステルピンクのブラ。
マジか!?
「にいしゃんの……えっち……」
若葉は俺がブラウスを焦って引きちぎったと誤解したのか、俺を非難してくるがその言葉は甘くやさしい。
俺は打ち上げ花火を見るように逡巡していた。
義妹のおっぱい、ブラを上にずらすか? 下にずらすか?
上にずらして下乳を堪能すべきだろうか、それとも下にずらしてリフトアップされたおっぱいを……。
「はやくおっぱい、すっれくらはい……」
催促が来てしまったので俺は一気呵成にブラをずり下げると転生まえに見たどのヌードよりも美しい若葉の乳房がばるるんと揺れていた。
―――――――――自主規制――――――――――
カクヨムでフルバージョンを公開したら、また後悔するだろうなぁwww
―――――――――自主規制――――――――――
ちゅぱちゅぱと成長したお豆さんを舐め終えると若葉はぷるぷると小刻みに震えていた。ちょっとやりすぎたかと思ったが若葉は震える手を伸ばしてきて、休まず続けてほしいことをアピールしているようだった。
要望に応え若葉のおパンツを脱がして、
「なんかスゴく湿っぽくない?」
「だって誰か来ちゃうと思ったら、ドキドキしちゃって抑えきれないんです。兄さんは私か、下着、どっちが好きなんですか! 焦らさないで早くぅぅ……」
マジマジ見てたら叱られた。
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