今でこそ造形やイラストばかりに手をだしている私ですが、
高校、大学時代は、それにプラスして小説なんぞを書いていたものです。
基本は短編。月に一度は新作を。
通っていた文芸部はプロを目指そう、というよりは、自分の想いをぶちまけてぇ!という若さに手足、いや手だけかな、を生やした若人が、日夜PCとにらめっこしていた場所でした。
出来上がった作品をわら半紙に印刷して、部室に放置するんですよ。
で、それを先輩後輩がニタニタ嫌な笑みを浮かべながら、赤ペンを走らせるんです。
基本は用語の確認。
面白さの判断は人次第。
面白ければ感想があるし、面白くなければいつまにか違うところで朽ちていく。
そんな時代を、10年前の私も過ごしていた。
それを、先ほどPCに残った小説を読んで思い出しました。
「で、だから急遽ここのアカウント作って垂れ流したと・・・?大学時代の小説を?」
うむ。
「これ全部私だよね、書いたのは」
案は俺もナガトも含まれるだろう。
「・・・えっと、あんたバ・・・バカだったわね。残念な方の」
というわけで、みかんせい鳥取県民こと、素人カンパネルラというサークルの小説を、こそっとふったびネットの海に流してしまいました。
今後も昔の小説を垂れ流すことがあるかもしれないし、ひっそり消していくかもしれません。
気付けばまた新作を書いているかもしれませんが。
とりあえずは、しばらくお願いいたします。
第一弾は、冗助の怪奇ファイルシリーズより。「ろくろ首は首を伸ばさない」です。よろしくお願いいたします。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884297975/episodes/1177354054884298069