『初恋リベンジャーズ』の第二部・「第4章〜推しが尊すぎてしんどいのに表現力がなさすぎてしんどい〜①」を投稿しました!
本日からは、第二部・第4章の更新ということで、一年生に代わって、広報部の代表者である部長の花金鳳花が告知を担当させていただきます。
第4章の告知では、『初恋リベンジャーズ』という作品を執筆するにあたって、参考にした書籍などを作者に代わって紹介しようと考えています。
第一回目の今回はこちら!
『Humankind 希望の歴史 上 人類が善き未来をつくるための18章 上・下』
出版社:文藝春秋社
著者:ルドガー・ブレグマン
〜レビュー〜
性悪説を元に動いてきた近現代の人類への見方を見直し、世界中の文献にあたり、関係者に取材した内容をエビデンスに執筆された本書は意外な結論にたどりつく。
なぜ人類は進化の過程で生き残ることができたのか?
民主主義や資本主義や人間性の限界を踏まえたうえで、いかに社会設計すべきか?
人類が、どう生き延びてゆくべきかが書かれた「希望の書」。
・スタンフォード監獄実験
・ミルグラムの電気ショック実験
・割れ窓理論
などなど、社会心理学の定説を綿密な取材をエビデンスにして覆していく内容は、知的好奇心を刺激され、示唆に富む内容となっています。
特に下巻に描かれているアメリカの広告代理店が実現した、南米のテロリストを自主的に武装解除させたエピソードは、『広報部』という組織を起ち上げた私・花金鳳花にとって、大きな影響を与えるものだったわ。
ともすれば、冷笑主義に陥りがちな現代に希望の灯をともすような本書は、ぜひ、多くの人に読んでもらいたい一冊ね。
本日の更新
第二部・「第4章〜推しが尊すぎてしんどいのに表現力がなさすぎてしんどい〜①」
今回もお楽しみください。
(芦宮高校広報部・花金鳳花)