ごきげんよう。
デザイン科に通っていた頃、キャッチコピーを考える講義で、「自分のお気に入りのものが辿ってきた道を考える」というお題が出ました。
例えば「チーズ月見バーガー」だったら、開墾する人、小麦や牛や鶏を育てる人、調味料、原材料を使って作る人、企画を考える人、運ぶ人、店舗で売る人、稼いだお金でそれを買う人、などなど。
安定した供給の為に自然、科学、政治、経済、時には宗教についても考えなくてはいけないかもしれません。
美味しそうな「チーズ月見バーガー」は、たくさんの条件や人の手を経て自分の目の前にあるのです。
自分の身の回りにあるものには、必ず背景があって、どの条件が一つ欠けても出会えなかったものです。
そう思うとこの世は奇跡の連続で成り立っているのだなあ、なんて、たまに大袈裟に感謝したくなるのです。
あ、ちなみに教授には「文章はうめーけど、レポートだから小説書くんじゃねえ」と言われました。
_(:3」∠)_ ナンダヨ Aクレヨー