家の外を通る人や近所の人に勝手にあだ名をつけています。
今日は、ベランダで洗濯物を干していたら、近所を散歩するご老人を見かけました。
数10cmずつゆっくりと進み、時折立ち止まっては辺りを見回すご老体を、我が家では「老師」とお呼びしております。
きっと何かの武術の達人なのです。
あの歩みは鍛錬の一端なのです。
どれだけ遅く見えようとも、目を離した隙にいなくなっているのです。
今日は私が見ている気配を感じたのか、老師は歩みを止め、まっすぐにこちらを見ました。
さすがは老師です。
私は心の中で手を合わせ、そっと老師から目をそらしました。
他にも
「音速の歌い手」歌いながら自転車で走り抜ける少年
「相槌上手のボブ」毎朝電話で優しく相槌を打ちながら通る外国人
「情報屋の元締め」近隣住民の情報を網羅する老婦人
「週末パリピ」週末になるとギターを掻き鳴らしパーティーする外国人
「ドジっ子眼鏡シキミザワさん」すぐにテンパるコンビニの店員さん
などがあります。
最近では「罪な男KOUJI」も追加されました。笑
そして「KOUJI~」に福山典雅様より二次創作「愛の滑落」をいただきました。
ありがとうございます。
いよいよ最終回です!(滑落が)
【KOUJI~愛とすれ違いの日々~】番外編「愛の滑落」
https://kakuyomu.jp/works/16818093073796413010